ユウサク
「断捨離」って言葉、聞いた事ありますか?一時期 話題になりましたね。
恐らくこの言葉から連想するのは「掃除」や、「整理」ではないでしょうか。
ただモノを捨てて、整理するための考え方だと思いがちなこの言葉。
ですが、この考え方…「人の思考」に当てはめる事もできます。(本来の意味はこっちだったりもする)
現代人は、思考が「散らかって混乱」していますよね?www
自分は何がしたいのか?…何をしているのか?…なぜそれをするのか? なんて…、自分の行動について考えを巡らせて 訳が分からなくなった…そんな事ありません?
そんな混乱した思考をスッキリさせたいですよね?(え…?ない…?え…?)
今回は、そんな「断捨離」についてですが…、整理整頓の事は あまり書いていませんので悪しからずっww
断捨離とは
わたしたちが、テレビや 書籍などで よく見る「断捨離(だんしゃり)」とは、不要な物や物欲を減らして「生活を良くしようとする考え方」の事です。
「山下英子(やましたひでこ)」さんの著書が元となって、メディアでも取り上げられるようになり、世間でも広く認知される言葉になりました。
・断:入ってくるものを断つ
・捨:今ある いらないモノを捨てる
・離:モノへの執着から離れる
といった考えを持つ事で、必要最低限のモノしか持たず、「モノへの執着心」をなくして、シンプルな暮らしをする事を目的としています。
英語圏では「ミニマリスト」とも呼ばれたりしますが、どちらも最小限のモノだけを使って「シンプルに生きるっ!」といった身の回りの事や、身の回りのモノについて考えさせられる内容です。
今あなたが「買おうとしているモノ」は本当に必要なのか?
捨てようかどうしようか悩んでいる「ソレ」は、「ないもの」と仮定した場合、また購入しようと思えるほどのモノか?
そんなに「たくさんのモノ」、必要ないんジャネ?
なんて、自分の持っている「モノ」に対して しっかりと意識を向ける事で、必要なモノ、必要でないモノを判断するための考え方。と言えます。
・断捨離の元の意味
「断捨離」って、整理整頓しちゃおう!、シンプルライフいいよね!、お掃除大好きィ!のための考え方かな?と、思われがちですが…
実は、「断捨離」って言葉は元々、チャクラや ヨガの元となる、「ヨーガ(ヨガ)」の行法哲学であり、思想です。
つまり、仏教や、仏法にも通じる宗教的思想って事です。
内容としては、
・断行(だんぎょう):欲や雑念を断つ
・捨行(しゃぎょう):地位や名誉を捨てる
・離行(りぎょう):モノへのこだわりや執着から離れる
といった修行を行う事で、様々な欲や執着心を捨て、自らを受け入れ、そして 悟りを開くのだといいます。
実際に、この考え方には多くの意味が込められていて、多くの考え方にも応用が利きます。
仕事や、人間関係にも断捨離を応用する事ができますし、自分の思考や、行動にも応用する事もできます。(書籍なんかも多く出版されていますよ)
現代の世の中は、モノや情報なんかが溢れ返っています。
そんな本当に必要かどうかすら分からないモノや情報は、雑念となってあなたの思考をぐちゃぐちゃに混乱させています。
そういったモノを手放す考え方、不要な雑念を取り入れない考え方、シンプルに生きる方法…
知りたいですよね?
それでは次項からは「人生における本当の断捨離!!」
ガンガン捨てていこうぜっ!!!
人生における本当の断捨離
人生における本当の断捨離!を知る前に「欲」や、「執着心」とは何か?を知っておきましょう。
欲についてはこちらの記事が参考になりますので、こちらへどうぞwww
・執着心とは
では、「執着心」とはどんなモノでしょうか?
モノを捨てる場合も、結果的には「いるか、いらないか?」そんな簡単な事なんですが…、モノを捨てたり手放す事は とてもストレスのかかる決断です。
人はモノに対して「執着心」というものを少なからず持っています。
執着心とは、簡単に言うと「強いこだわり」や、「強い思い入れ」の感情で…
モノを捨てられない、手放したくない
相手を束縛したい、別れたくない
わたしのモノだ!誰かに使われたくない
なんて、「モノや人に対して依存するような感情」とも言えます。
そして、その執着心という感情は、人の性格にまで強く影響します。
執着心の強い人の特徴として、「モノが捨てられない」、「自分勝手な行動をする」、「プライドが高く、人の意見を聞かない」「諦めが悪い、しつこく粘着質」なんてモノが挙げられます。
こんな性格にはなりたくないですよね?www
執着心が強ければ強いほど、ゴミ屋敷に近づくように、人の思考もまたゴミ人間の思考に近づくと言えるかもしれませんね。(言い過ぎィww)
執着心とは、人の感情を捻じ曲げ、考えを迷わせる恐れがあるモノです。
あまり強く握りしめたところで、良いことは無い と言えるでしょう。
・捨てられない理由
「執着心」を捨てる事がいかに大切かは分かって頂けたと思います。
ですが、「どうすれば捨てることが出来るか?」の前に…「なぜ捨てることが出来ないのか?」を知っておく必要もあります。
「モノ」を捨てる場合で考えてみます。みなさんも部屋の整理などを思い出してみて下さい。
モノを捨てる時って、だいたいは「二択」で考えますよね?
いるか?いらないか?
ときめくか、ときめかないか?
好きか、嫌いか?
良いか、悪いか?
そして、そのどちらかを選び、決断し、実行する訳です。
ですが、捨てられない人はその二択を「甘い方」や「曖昧」に選択しがちです。
特に現代人は「もったいない」や、「今後 使うだろう」といった考えを持つ人も多く、「手放す」という事に強い不快感を持つようです。
その結果…
使うかもしれない、
ときめくかもしれない、
好きでも嫌いでもない、
良くも悪くもない…
そんな、二択の間にある「ぼやっと」したところに逃げ込みます。
こうやって決断を保留し、先延ばしにすることで、モノを捨てる際のストレスや不快感から逃げる訳です。
つまり、モノを捨てられない理由は、ハッキリとした答えを出す事への恐怖や不安から逃げて、「捨てる」という決断を先延ばしにしてしまうからです。
そんな選択の繰り返しで、今のゴチャゴチャの部屋が出来上がり、「まあ、いっか」と考える「ダラけた自分」が出来上がってしまうんです。
・人生は選択の連続
「人生は選択の連続である」って有名な言葉があります。「シェイクスピア」の著書の中で 使われた一文なんですが…。
この一文からも分かるように、人生のほとんどは「自分で選択肢を用意して」そのどちらかを選ぶ事で進んでいきます。
例えば、あなたが朝起きてから仕事に行くまでの間でも、
何を食べるか?(食べるor食べない、パンorご飯、今からor後で?)
お風呂に入るか?(入るor入らない、お湯の温度は?、今すぐor後で?)
服はどれにするか?(色は?組合わせは?半袖or長袖か?)
どの時間の電車に乗るのか?(どの場所に立つ?座るor立ってる?)
などなど、無意識のうちに判断している小さなモノも含めると、とんでもない数の選択を行いながら生きている事が分かります。
もし、その一つ一つの選択が、上で書いたような「ぼやっと」したモノばかりだったら?
なんでも「後回しにするような曖昧な選択」ばかりだとしたら?
そんな選択が日常的に、無意識で行われていたら?
実際にそんな風に生活してしまったとしたら…?
言いわけばかりして、逃げてばかりする 優柔不断な自分が出来上がってしまってもおかしくない訳です。
・断捨離する方法とは
ちょっと前置きが長くなりましたが…では、「断捨離するにはどうするのか?」
モノを捨てる際の選択は、極端に言えば「捨てるか、捨てないか」その二択でしかありません。
「いるかもしれない」や、「とりあえず置いておこう」といった、中途半端な答えや、後回しにする行為を抜きにすれば、完全なる二択です。
例えば、目の前に「二つに分かれた道」があるとしたら、どちらに行こうと思いますか?
どちらかに進まなければいけないのだとしたら、より良い道を選びたいですよね?
なにが言いたいのかというと…
人は、絶対にどちらかを選択する必要がある状況ならば、より良い答えを出そうと努力する。
これです!!(ドヤァ)
そして、これは日常生活でも応用する事ができます。
例えばですが…考えてみて下さい。
朝、職場の同僚と駅で すれ違ったとします。
「挨拶する?しない?」
単純にこの二択だけを考えれば、「挨拶する」方が より良い選択だと感じますよね?
ですが、実際は、周りの人の目や、スルーされた後の気まずさ などを考えて「後ですればいいか」と考える人もいます。
これは、プライドや、価値観が邪魔をして、「曖昧な選択肢を用意してしまった」結果と言えるでしょう。
人はこういった とっさの選択において、「挨拶して無視されたらどうしよう?」、「どうせやったってなにも変わらない」「こんな所で挨拶するべきではない」そんな事を考えてしまい、様々な言い訳のような選択肢を用意してしまいます。
二つの選択肢しかなければ、人はより良い答えを選ぶ事が出来る。
と、上でドヤキリィしました。
人生の選択も同じように考えてください。
選択は「完全なる二択」で考えるようにする。
ただ、これだけです。
そうする事で、雑念が入りにくく、ものごとを単純に考えて「より良い行動」を選択する事ができるようになります。
完全に二択です。「やるか、やらないか」この二択から選ぶのです。
やる方が「より良い選択」だと思うのなら、他の情報は無視してください。
「駅で周りの目がある事」や、「この人の事はキライ」などは無視して「やればいいんです」
こうする事で、答えを簡単に、シンプルに選ぶ事が出来ます。
・人生における本当の断捨離?????
ふぁ???となった人のために まとめておきますwwww
モノに対する断捨離とは、ものごとの選択をシンプルに考えて、「直感」を信じたり、「思い切った行動」をする事で、「捨てにくい」、「もったいない」、「もしかしたら使うかも」といったモノへの執着心を振り切る事で行います。
つまり、モノを極端に「いるか、いらないか」の二択で選んで、「より良い方を選ぶ」そういった決断を繰り返す事で 価値観や執着を振り払う事ができる。といった考え方です。
人生にも同じことが言えます。
ものごとを二択で考えるクセを付けて、選択をより良いものにしていくだけで、つまらないプライドや凝り固まった価値観を壊し、捨て去る事ができます。
つまり、「執着心」といった人を惑わせる感情を、「より良い選択」というさらに強い感情でぶち壊すワケです。
大体の人は「どちらでもない」ところに逃げるクセが付いています。
まずは、その「ぼやっと」したところに逃げるのをやめる。
「完全なる二択」…そのどちらかを自分の意思で ちゃんと決める事が大切です。
そういった意識を持つ事で、自分に必要なモノと、不必要なモノをハッキリと分ける事も出来ます。
「人生における本当の断捨離」とは、部屋のモノを捨てるように、自分自身の価値観や、執着を捨て去る事です。
「断捨離」することでキレイな部屋になり、シンプルな考え方で生きられるように、「人生の断捨離」を行う事で、シンプルで ストレスを感じない考え方にする事ができます。
そして、雑念が入りづらく「スッキリとした判断」で人生を進めていく事が出来るようになります。
まとめとか感想とか
完全に「わたしィ、部屋の掃除したいのォ」という人の気持ちを裏切ってしまいましたが、世間一般に言われる「断捨離」についても同じような考え方で解決できます。
なぜなら、部屋をかたずけるにしろ、人付き合いにしろ、人生の選択にしろ、考え方や、選択しだいで「良くも悪くもなる」からです。
実は、モノごとは「とてもシンプル」な考え方で選択し、処理する事が出来ます。
それを いちいち ややこしくしているのが、「つまらないプライド」や、「凝り固まった価値観」なんです。
後の事や、周りの事なんて いちいち考えなくてもいいのです。
自分自身が「良い」と思う判断を繰り返す。
結果的に、それが後にも繋がり、周りの事にもなるのですから…、それだけで人生は劇的に良くなる。と言い切れます。
さぁ!!
「いつやるの?今でsh…!?」
自分の人生にとっての「より良い選択」してくださいね。
ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。
迷った羊の疑問
でも、そんなプライドや価値観が邪魔をして、素直になれなかったり、自分が間違っている話を貫き通してしまったり、頭が固いと言われたり、頑固者だったり…
完全に捨ててしまっていい訳ではないけど、そこまで必死に握りしめるモノでもないとは思うよ。
仕事であれば、無駄を省いて「効率のいい仕事」が出来るようにすればいいし、人間関係であれば、自分の足を引っ張る人間や、一緒にいてストレスになる人間は「さっさと切っちゃえばいい」とかって事だね。
それはね…?
全てを無に帰す「アルティメットバースト」を使う方法だよ。ちなみに無属性魔法だよ。
もう「全部」捨てる!! 全てを「清算」する!! 一旦「リセット」する!! そんな思い切りの良さも時には必要だから!!
とにかく、断捨離イイねっ!! ってとこまでは理解したわ♪