「人付き合いの方法論」表の顔と 裏の顔とは? 人の本心を見抜く方法

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ユウサク

ユウサク

兵庫県に住む迷える羊。 情報が飛び交う この時代を いかに生きるかを模索しています。 のんびりマイペースで、ズボラなタイプの健康オタク。 「ユウサク」について

人付き合いをする上で「人の本心は分からない…。」それは誰もが 感じた事のある感情ではないでしょうか?

現代の社会では「人付き合い」は避けて通れないモノです。

だからこそ、付き合う人間は選ぶ必要がありますし、付き合い方も考えなければいけません。

 

恋愛や、友達付き合い、職場での付き合い、人との付き合い方はどうすればいいのか?

どんな人が良くて、どんなところを見ればいいのか?

今回は、そんな「人付き合い」について まとめていきます。

人付き合いについて

人付き合いとは現代の人間にとって避けられないモノで、とても大切なモノです。

それは、家族間の付き合いに始まり、友達同士の付き合い、恋人同士の付き合い、仕事の同僚・上司との付き合いなど、様々なモノが含まれる訳ですが。

だいたいの人は、ただ、なんとなく…今の環境がそうだから…仕方ないから…、なんて言って「人付き合い」について 深く考える事はありません。

 

いきなりですが、「現代の人間は、大切な人付き合いを 軽んじている傾向にあります」

軽んじている、と言うより「何も考えていない。」という方が正しいでしょうか。

あなたは、自分の周りにいる人間が「必要な人間か、必要でない人間か」という事を考えた事がありますか?

友達だから…とか、

上司だから…とか、

仕方ないから…とか、

好きだから…なんて理由で、

自分に必要のない人間関係も 必死で維持しようとしていませんか?

そして、その無駄な行為に 膨大なエネルギーを使ってしまい、本当に大切にするべき人、そばにいたい人、自分のためになる人を軽んじたり、おろそかにしていませんか?

 

人付き合いをする上で 大切なモノは「人を見る目」です。

そのために必要な事が「人の中身」や、「自分と相手との関係」をしっかりと知る。という事です。

そして、自分にとって「必要な人間と、必要でない人間」選別する事が必要です。

つまり、必要のない人間、足を引っ張る人間とは「離れる」、もしくは最小限のエネルギーで接する。という事。

そして、必要な人間に最大限の「エネルギーを使う」。という事を考え、自分のエネルギーを分配してください。

そうする事で「人付き合い」は 今以上に重要な意味を持ち、自分の人生はどんどん「いい方向」に向かうでしょう。

 

では、ここからは「人の関係性」と、「人の本心」という点で、「人付き合い」について見ていきます。

 

 

人の関係性(パワーバランス)

そもそも、人との関係とか、エネルギーとか、必要のない人間とか…どういった判断基準で、どう判断するのか?ですが…

まず、人の関係は「お互いにエネルギーを消費し合って成り立っている」という事を意識してください。

 

相手に傾ける「愛情」や「友情」、「怒り」や「楽しさ」、「情熱」といった感情は、あなたが「相手に向けたエネルギー」です。

もちろん相手も そのエネルギーを出し、それがお互いに向かい合います。

なので、誰かと接する時は無意識のうちに お互いにエネルギーの「バランス」を取ろうとします。

「相手が怒っていると、自分もイライラしてくる」なんて事は、相手の出す「怒り」といった強いエネルギーに あなたが無意識に合わせられた結果 起った事です。

つまり、何かしらをお互いに 共有し、与え、奪い、消費し合って 人間関係というモノは成り立っているという事です。

言い方を変えると「依存し合っている」とも言えますし、悪く言えば「利用し合っている」、良く言えば「与え合っている」とも言えます。

 

これを、「人間関係エネルギー理論」といいます。(今わたしが勝手に付けましたww)

人間関係を考える時に この「エネルギーのバランス」は とても重要な要素と言えます。

例えば、男女関係などでよく聞く「温度差」という表現も同じようなモノです。

片方の出すエネルギー(ここでは愛情)と、もう片方の出すエネルギーの「バランスが釣り合っていない状態」が 温度差のある状態です。

その差が広がれば広がるほど、男女関係は上手くいかないモノですよね。

 

・エネルギーは無限ではない

では、エネルギーは高い方がいいのか?温度差を縮めるためにはどうするべきなのか?

そのために考えたい事が「エネルギーの放出量」であり、そもそも「エネルギーを出すべき相手かどうか?」です。

 

自分に似た人と接すると「波長が合う」と言ったりしますよね?

逆に 合わない人と接すると、そのエネルギーの差が 大きければ 大きい程「疲れ」や「ストレス」、「嫌悪感」といったものを感じてしまいます。

要は、エネルギーを出す量が近ければ近い程「安定した人間関係」と言えます。

エネルギーの低い相手と接する場合、高くするように働きかける。またはエネルギーを押し付ける事でバランスを取ろうとします。

「あなたじゃないとダメなの!」という状態は、一方的にエネルギーを押し付けている状態です。

逆に、エネルギーの高い相手からは、押し付けられる。または高くするよう求められる事でバランスをとろうと働きかけられます。

言いなりになってしまう人は、その相手に合わせて 多くのエネルギーを使わされている状態です。

 

では、相手の出すエネルギーに合わせていれば、常に安定した人間関係が築けるか? というと…、そういう訳でもありません…ww

なぜなら、そのエネルギーは「無限ではない」からです。

怒りがいつか消えていくように、愛情も いつかは薄れていきます。友情だってそうです。

いつも気を使ってばかりでは疲れてしまうように、エネルギーを出し続けるというのは無理があるワケです。

つまり、無限ではないのですから「エネルギーを消費しやすい人間」とは出来るだけ付き合わないほうがいいですし、初対面の人と「最初から高いエネルギー」で接していては、あとは下がるだけになってしまいます。

 

「人付き合いのコツ」は、お互いにとって「ちょうどいいエネルギー」を探り、同じエネルギーを長く持続させる事です。

そして、その限りあるエネルギーは、自分にとって必要な人間や、大切な人間に「上手に分配して使う」必要があります。

貴重な「エネルギー」を 嫌いな相手に消費していてはダメ だという事です。

 

 

表の顔と裏の顔とは

人には「表の顔」と、「裏の顔」というモノがあります。

「表の顔」とは、普段の社会生活を生きるために着けられた「仮面」のようなモノで、周りの目を気にする、世間体を保つため、欲望を理性で押さえつける。などによって作られる「普段の自分、ウソの自分、イイ恰好したい自分」の事です。

対して「裏の顔」とは、心の中で考えている感情、欲望に素直な感情、周りの目を気にしない。などで作られる…言うならば「ありのままの自分、ドス黒い自分、素直な自分」とも言えるかもしれません。

浅い人付き合いであれば、わたしたちが出しているのも、見る事が出来るのも「表の顔」のみです。

浅い関係であれば「ウワベの付き合い」でどうとでもなる…かもしれませんが、長い時間を共に過ごす恋人や、家族、職場の人間、などに対してはそうはいきません。

 

人付き合いで重要になってくるのは、人の本心である「裏の顔」を見る事です。

裏の顔などない!と思うかもしれませんが、わたしたちが動物である以上、「欲求や欲望」は必ず付きまといます。

性欲や、食欲、支配欲に独占欲、承認欲求、逃避欲求や、闘争欲求などなど…

人間である以上、いくら良い人だろうが、修行僧だろうが、その「欲求や、願望」は「絶対に誰もが100%必ず間違いなく絶対の絶対に抱えているモノなんです」(ごり押しィ)

 

 

人を判断するコツとは

それでは、ここからは人を選ぶ、または判断する際にどんなところを見ればいいのか? イイ人は果たしてイイ人なのか?なんて視点で永遠と語っていきます。

 

・「いい人」とはどんな人か?

だいたいの人は 他人を見る際に、無意識に接してしまうと「表の顔」だけを見てしまいます。

そして、勝手に イイ人、優しい人、好きィィィい!と判断してしまいます…。

イイ人や、優しい人 と思われる人の大半は「表の顔」を出す事が上手い人間です。

逆に言えば、「裏の顔」を隠すのが上手い人間です。

 

そもそも、全ての面から見たイイ人、優しい人というのは存在しません。

例えば、自然界や地球から見た場合「自然を壊さない人」が いい人です。

ですが、恋人からすれば「草を刈ってでも座る場所を確保」してくれる人が いい人に見えます。

「外で震えていたノラ猫を拾ってきた」というのは優しい人でしょうか? ノラ猫側からすれば勝手に連れ去られたんですから迷惑な話かもしれませんよ?

「プレゼント」と言って花を摘んでくるのは優しい人でしょうか? 花を殺し利用している事になりますが?

一緒にいる間だけ自分にだけは優しくても、他人には厳しい、動物には冷たい、モノの扱いは雑…など、イイ人だと思っていても、別の視点から見てみると全然イイ人でもなんでもない…なんて事もあります。

つまり、全ての面から見て「常に完璧なイイ人、優しい人」というのは存在しないのです。

結局は、自分から見た「自分にとって都合のイイ人」がイイ人として認識されます

 

・イイ人を選んではダメ?

人を判断する時は、表の顔(いい面)だけを見てはいけません。

裏の顔(悪い面)を注意深く見る 必要があります。

人の悪い面を見て「それを許容できるかどうか?(許せるかどうか?)を考えるワケです。

それが許容できたなら、最低ラインはクリアしているという事になりますので、他の全てを許容できるという事になります。

 

例えば、恋人選びなどで相手を選ぶときに、人は「いい面だけ」を見て選びがちです。

悪い面を見ようとせず、良い面だけを追いかけて その人間を判断してしまいます。

・カッコイイし…。(乱暴だけど…)

・優しいし…。(一緒にいて疲れるけど…)

・一緒にいて楽しいし…。(お金にルーズだけど…)

そんな事だから、いざ「悪い面」が見えてきた時に 幻滅してしまったり、我慢できなかったりしてしまうのです。

恋愛で 本当に見るべきなのは「一緒にいて疲れないか?」や、「怒りっぽくないか?」、「相手の事をちゃんと考えられる余裕を持っているか?」、「お金の管理は出来るか?」などの、当たり前の事です。

アタリマエの基準が違う人間とは合いませんよね。

そんな事は分かり切っているハズなのに、それを見ようとしない人がほとんどです。

いくら身長が高かろうと、お金を持っていようと、仕事ができようと、優しかろうと、「一緒にいて疲れる」その一点の「悪い面」だけで、あなたの人生は崩されてしまうかもしれません。

 

実際に「離婚の原因」「友情が壊れる原因」はこういった理由のモノが多いと思います。

人は、良い面ばかりを見て先に進みます。

そして、徐々に悪い面が見えるようになり、後戻り出来ないところで後悔するのです。

逆に、悪い面だけを見て、それをちゃんと許容出来ていたら…、いい面は「ラッキーボーナス」として加算されていくハズですよね?

悪い部分を許容できるというのは人付き合いにとって とても大切な要素です。

それは、その人間の「全て」を受け入れる事が出来るとも言える事なのですから。

 

・人の「裏の顔」の見方

人を判断するためにも、裏の顔は見ておかなければいけません。

イイ人の仮面を外してやらなければいけないのです。

ここで、人の「裏の顔を見るコツ」を考えていきましょう。

さあ、いい人ズラした あいつの裏の顔を暴いてやるぜッ!!ww

 

1.不意を突く

他の事に夢中にさせて「表を出す余裕をなくす」事で相手の裏を見ることが出来ます。

普段やらないような事、ちょっとイラっ、ドキッとするシチュエーション、我を忘れるような環境(高所や、命の危険性を感じる場所)、他人の目がない環境など、普段と違う環境を作り、何かあった時に どう対処するかを観察してみます。

例えば、

・インドア派ならスポーツを、アウトドア派ならゲームなどをしてみる。

・何かに夢中になっている時に全然関係ない話題を出してみる。

・急いでいる時に「何かを忘れたフリ」をしてみる。

・何かを賭けてゲームをしてみる。

・ドッキリを仕掛ける。

・ドタキャン or 遅刻してみる。

まあ、ちょっとした「イジワル」をしてみたり 怒らせてみたりする訳です。(あ、あまり やり過ぎると嫌われますよwww)

いつもの「決まった単純行動」じゃない事や「夢中になる事」を やっている時というのは、そちらに集中するため 他の事を気に掛ける意識は低くなるものです。

その タイミングで何かを仕掛け、よく観察すれば「本心」「その人の裏の顔」を見る事ができる場合があります。

怒りだしたりする場合は、少しのミスや、トラブルに対応できない小さな人間かもしれませんね。

 

2.相手を無人島に置いて観察する

これは、本当に無人島に連れていけ…!という事ではなく…。

客観的に相手を見るために、無人島に置いた「自分と相手」を想像してみろ。という事です。

極限の状況下、周りに誰もいない、本当の意味で二人だけになったら…?

その状況は「表の顔を出す(いい人を演じる)必要のない状況です。

・今と同じように自分を気遣ってくれそうですか?

・獲物を毎日狩る事は出来るでしょうか?

・イライラしている姿は思い浮かびますか?

・そのまま一生を二人で過ごせそうですか?

「起きたらコーヒー作っててくれるゥ」とか、「車道側を歩いてくれるゥ」とか、そんなウワベっぽい優しさは必要のない状況ですww

これは 相手が仮面を取ったらどうなるか?必死になった その時の姿を想像してください

あ、そういえば イラつきやすそう…とか、周りの事は見えてないな…とか、頑固そう…とか、わがままそう…なんて事も浮かんできませんか?

そこに想像できるのが、周りの環境に左右されていない「相手の自然な姿」です。

あなたの想像力を問われる事になりますし、相手との付き合いの長さによっても変わってきますが、これは「客観的に物事を見ることができる」簡単な方法の1つです。

 

 

まとめとか感想とか

人付き合いは「エネルギーのバランス」で考える。

そして「裏の顔を見るようにする」といったちょっと変な角度で書いてきましたが、「人付き合い」のヒントぐらいになれば幸いです。

 

しかし、なぜ 人付き合いについて こんなに考える必要があるのか…?

好きにやらせろや!と思った人も いるかもしれませんね…

イジワルな人なら知っているかもしれませんが、足を引っ張るのはとても簡単な行為で、それは もの凄い達成感や、復讐心を満たしてくれる「とてもとても甘いモノ」です。

ですが、反対に 足を引っ張られる側は、それを振りほどくのに とてつもないエネルギーを必要とし、消耗し、その結果 人生をも狂わせる可能性のある「とても辛いモノ」となります。

それはそうでしょう? 玄関の前に「毎日う〇こが置かれる」だけで、置くのは簡単ですが、置かれた側はとてもストレスのかかる事なんですから。(極端ですがww)

 

この関係性は とても不平等で、一方的なモノです。

足を引っ張る人間は、自分を利用しようと近づき、自分勝手に振る舞い、そしてエネルギーを搾取し、ストレスを与え続けながら存在します。

必要のない人間と「関係を続ける」という事は そういう事です。(つまり、毎日 頭の上にう〇こを置かれ続けている…という事ですwww)

 

それを回避するためには、そもそも自分の足を引っ張る 恐れのある人間や、悪い面を許容できない人間とは「関わらない」という方法が一番 手っ取り早いです。

キレイ事はいりません。

一緒にいて疲れる人間、自分にとって不要だと思う関係は 今すぐポイしてください。

もしもポイ出来ない関係ならば、ある程度の距離感で離れて、かつ エネルギーを消耗しないように付き合ってください。

そういった観点で人を見て、エネルギーの配分を考えれば、人付き合いは、今より ずっと素敵なモノになるハズです。

 

ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。

 

迷った羊の疑問

迷った羊
ダメ人間とばっかり付き合っちゃう人っているよねwww
羊飼い
男運(女運)がない、いい人と出会えない。とかっていう人もいるけど…それは相手の「悪い面」がちゃんと見えていないからなんだよ。

いい面だけを見て 関係を深めちゃうから、いざ悪い面が見えた時に「ちょっと違うな」ってなるんだよ?

人の悪い面をちゃんと見る。そしてそれを許容できる。って事が人付き合いにおいて重要だね。

 

迷った羊
どんな人間が足を引っ張るの?
羊飼い
一番は「嫉妬深い人間」かな。

他は、「支配的」だったり、「自分勝手」、「向上心がない」、「頭が硬い」、「自信家」、「プライドが高い」とかって人間は、良くも悪くも他人を気にしがち だから危ないかもね。

自分がそうなってしまわないように注意する事も必要だよ。

 

迷った羊
お兄さんは人付き合いってどうしてるの?
羊飼い
まあ、僕は 変に相手に「干渉しない」のが楽でいいね。

相手に「希望を持たない」、「要求しない」、「自分は自分、他人は他人」で、「嫌な事は どうでもいいやと思う」、「出来る事は損得感情なしでやってやる」ぐらいでなんとなく上手くやれてるよ。

 

解決した羊
(お兄さん冷め過ぎわろたww)

人付き合いってめんどくさいよね…でも「切ればいい」って考えると少しは楽になるのかもね。

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