「環境問題とは?」水質汚染?大気汚染? 地球の循環は何によって狂ったのか?

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ユウサク

ユウサク

兵庫県に住む迷える羊。 情報が飛び交う この時代を いかに生きるかを模索しています。 のんびりマイペースで、ズボラなタイプの健康オタク。 「ユウサク」について

「環境問題」と聞いて、あなたはどんな危険性を想像するでしょうか?

温暖化による影響?放射能による空気汚染でしょうか?それとも水質汚染でしょうか?

 

そもそも、環境問題なんてモノが発生する原因は何なのでしょうか?

高度に発達した社会に、増えすぎた人口…今の人類が抱える様々な問題とは?

一体ヒトはどこへ向かうのか?

本当の「環境問題の危険性」とはいったいどんなものか?

今回はそんなふわっとした感じの「環境問題」などについて まとめていきます。ww

環境問題とは?

よくテレビなどで騒がれている「環境問題」ですが、いったいどんなモノなのでしょう?

簡単に説明するなら、「環境問題」とは、「人類の活動が原因で起こしてしまった環境への害」または、それによって起こる「自然界の異常」の事です。

大きく分けるのならば、

「空気の汚染」、「水質の汚染」、「土壌の汚染」などの汚染問題や、廃棄物問題

「燃料、食料の不足」、「自然破壊」などの人口増加問題や、自然物減少の問題などでしょうか。

これらの事が原因や、引き金となり、「地球温暖化」や、「オゾン層の破壊」、「森林減少、砂漠化」、「酸性雨」、「気候の変動」、「人体メカニズムの崩壊」など、「地球環境全体」に乱れが起きていると言われています。

 

では、どうして人類はここまで地球環境を破壊し、ここまでの問題を生み出すのでしょう?

問題を解決しようと様々な問題に対する対策は話し合われていますがパリ協定など)、どうしてほとんど改善される事はないのでしょう?

もし、パリ協定に掲げる目標を2030年に達成したとして(日本は温室効果ガスの排出を26%減)、本当に地球環境が改善されるでしょうか?

答えは確実に「NO」です。地球環境が改善される見込みはない。と言い切れます。

 

山積みになっている他の問題が「ストップして待っていてくれる」のなら分かりませんが、そういう訳にもいきません。

削減されたエネルギーは他の事で賄われなければ豊かさを失ってしまいます。

もちろんその間も人口は増え続けますし、問題も発生し続け、環境も破壊され続けます。

他に便利なモノも開発され続け、人間はそれを求め続けますし、それに伴って消費や、生産も増え続けます。

既存のシステムや、利権争い、国家間の問題なども大きく邪魔をするでしょう。

 

今、取り組んでいる環境対策は、実は「やっているフリ」、もしくは「さらに環境を悪化さる」恐れすら あるものばかりです。

これらは、利益を得るための一つの方法であり、金儲けのための手段です。

つまり、環境対策とは名ばかりの「環境問題ビジネス」という「産業カテゴリー」として扱われてしまっているワケです。

 

 

主な環境問題の種類

ではまず、人類が環境に与えた影響や問題について、どんなモノがあるのか?ちょっと見ていきます。

・水質汚染

水質汚染(wiki)とは「生活排水」や「工業排水」、「農業排水」が海や河川に流出することによって起こる汚染のこと。

他にも、核実験による「放射能汚染」、船舶事故による「重油」の流出などが原因の「水産物」への汚染、「飲料水」や「農業用水」の水質悪化などが問題視されています。

水質汚染の問題となるのは合成洗剤や、界面活性剤などの「合成化学製品」(洗濯に使用される洗剤や、スキンヘア、ヘアケア用品など)。

工場などから出る低濃度の「重金属」や「溶剤」、食品加工などに使われる「化学物質」、農業用水から出る「殺虫剤」や、「農薬」など。

他にも、「し尿(便や尿)」によって栄養過多となった水質でのプランクトンの繁殖(赤潮)なども水質汚染に挙げられるかもしれません。

真っ先に人体への影響が懸念されるような「水銀」、「鉛」、「カドミウム」などの物質は「水質浄化施設」などで 厳しく取り締まられている事が多いですが、合成化学物質などは ガンガン放出されているのが現状です。

 

・大気汚染

大気汚染(wiki)とは、焼却炉、火力発電などから排出される「煤煙」、ガソリンや、航空燃料から出る「排気ガス」、「PM2.5」に、「工場から出る燃焼ガス」、それらから排出された 物質から発生する「光化学スモッグ」など。

それらが原因で大気が汚染し「酸性雨」となって降り注いだり、温室効果による「地球温暖化」などが問題視されています。

他に、ガソリンなどの人工精製油には「添加物」などが多量に含まれます。(ガソリンだけ見てもアンチノック剤、オクタン調整剤、清浄剤、流動性調整剤、氷結防止剤、腐食防止剤、酸化防止剤、表面着火防止剤、摩耗防止剤、着色剤、着臭剤など)

そういったモノが大気中に散布されることで大気を汚染させるワケです。

同じように、化学物質が含まれるゴミを燃やす事によって「ダイオキシン」や、「環境ホルモン」を発生させるなんて事も問題視されます。

大気汚染の原因の多くは、これらの合成化学物質によるもので「地球のサイクルに還りにくく」、「人の生体に悪影響を及ぼす」と言われています。

他にも、 最近では、「PM2.5」や、「ナノ粒子」という物質が話題になる事も多くなりました。

中国で発生した有害物質が日本に流れてきている…。なんて見かけましたが…日本に存在するPM2.5は日本の産業がまき散らしているモノですよ。(中国からはほとんど流れてきていない)

 

・土壌汚染

土壌汚染(wiki)とは、「農薬」や、「有機溶剤」、「重金属」が 地中に溶け出し、蓄積されたり、埋め立てた廃棄物に含まれる有害物質が 雨などによって土壌に流れ出て、土壌を汚染してしまう事を指します。

他にも、「大気汚染」の有害物質が、雨によって地上に降り注ぐことで汚染されたり、土壌の汚染が「水質汚染」を招くなど、他の汚染などとも密接に関係していて「農業」や、「農産物」への被害も問題視されています。

土壌の汚染は、本来ならば「細菌」や「バクテリア」とった、土壌中の「微生物」によって、かなりの効率で分解、無害化できるハズです

しかし「酸性化した雨」、「化学肥料を使った土地」、「舗装された地面」などによって、微生物は どんどんその行き場を失いつつあります。

現在の農業には「農薬」は必要不可欠なモノですが、「化学肥料を繰り返し使った土地」では、農薬などの化学物質を分解する微生物や、土壌中の生物(ミミズなど)が少ないため、農薬などが残り続ける可能性が大きくなります。

こういった土壌の汚染は、大気や水のように薄まる事がないので、滞留・蓄積性の高い汚染現象だと言えるでしょう。

 

・自然破壊

住宅などの建材、居住地拡大や、ダムや発電所のための森林伐採、燃料としての薪、炭、家畜のエサなど…、人は増え 消費も増えますが、それに伴って自然破壊(wiki)も とどまる事を知りません。

さらに「酸性雨」や、乾燥地帯での「砂漠化の進行」などによってもそのスピードは増加します。

消失する面積は、年平均で「約520万ha(ヘクタール)」と言われていて、これは日本の「九州と四国を足したぐらいの面積」の森林が毎年失われている。ということになります。

それらの影響で「動物たちの住む場所」もどんどん少なくなっていきます。

今や、様々な動物種が 人類の活動によって「絶滅の危機」にある とされていて、「絶滅の恐れがある野生動物リスト(レッドリスト)によると、その数は「約2万5000種以上」にもなる。と言われています。

 

・地球温暖化

地球温暖化(wiki)とは、人間の産業活動などによって排出された「温室効果ガス」によって大気の温度が上がってしまう。という現象の事です。

地球温暖化の原因としては CO2(二酸化炭素)などが特に注目される事が多いですが、そもそも地球温暖化 自体がウソで「環境問題ビジネス」の一環だと考えられます。

理由としては…、

・空気中のCO2の濃度はわずか0.03%で多少増減したとしても環境には影響しない。(濃度と気温の相関性が低い)

・火山活動などから人が排出する量より遥かに多いCO2が排出されている。

・CO2問題は原子力を推進するためのウソ。

・恐竜時代のCO2濃度は今の10倍以上あったとされる。

などです。地球全体の温度が上がっている事は事実ですが、それは「自然現象」であって 人為的なモノではない。という事です。

 

 

環境問題はなぜ起こるか?

ここからはちょっと違った視点から地球の環境を見ていきましょう。ちなみに化学的なデータやら、「エコを叫ぶ!」的な事は一切ありませんので悪しからずwww

 

まず、こういった「環境問題」は人の「知恵や、技術の発達」によって生み出されたモノと言えます。

人は知恵や技術の発達によって活動の範囲を広げ、人口を増やし、自分たちの住みやすい環境を整え、様々なモノを掘り返し、生活を豊かにしてきました

そういった人間だけの「勝手な行動」によって、地球が何億年とかけて築き上げてきた自然環境をたったの数百年かき乱しています。

もっと便利に、もっと簡単に…。

そんな欲望は その時の利益や願望は叶えてくれますが、それは 何かに影響を与え、何かを壊し、何かを失う事で叶えられたモノだった…と言えるのかもしれません…。

 

・自然界の循環とは

自然界では全ての事が「循環(リサイクル)しています。

地球の資源や、動物、元素、分子、全てが循環し、回りまわって何かになっています。

無から有は生み出せませんので、地球上の物質は地球に存在する「限りある元素」が回りまわって、今の姿を形作っているという事です。

何が言いたいのか?と言うと…

例えば、地球上の炭素の数は動物や植物に使われようと、人の身体に使われようと、石油として存在しようと絶対数は変わらない…という事です。

人の身体に使われている炭素もいつかは植物になるか、石油になるか、二酸化炭素になるかは分かりませんが…「消えはしない!何かになる!」という事です。

 

例えば、雨の水と地中の元素によって植物が育ち、それを食べて動物が育ち、動物の死骸がまた土の栄養となり、また植物が育つ…

地球はこのような循環を繰り返し、「重い元素は下へ、軽い元素は上へ」、「利用しやすい元素は利用され、利用しにくい元素は地中に埋もれて」…。

そうやって「自然環境」というモノを作ってきた訳です。

地球の全ての 有機物から無機物、空気や、水、全ての物質であり元素は「循環」する。という事で地球というモノを作っています。

自然の物質は、燃やそうが、砕こうが、溶かそうが、消えてなくなるワケではありません。形を変えて自然に還るだけです

人間の髪の毛の一本だって いつかは必ず自然界に戻り、必ず何かになります。

 

この、循環しているという事をまずは理解しておいてください。

そうなると…「なくなる、なくなる」と言われている「資源」も 正しく使い、正しく返せば「永遠になくなる事はない」と言えてしまいますねwww

地球上の資源が無くなるのは、宇宙に持ち出した時だけですからwww

 

・崩れる地球の循環

人類は この「循環の輪の中」で 何万年も、それに適応するように進化を繰り返してきました。

しかし人類はここ数百年で、その循環を崩しかけています…。

その原因は一体なんなのか?

人が増え続ける以上、それを賄えるだけの「食料」、「住居」、「水」などの資源が必ず必要となってきます。

他の動物や、植物にも必要になってくる それらの「資源」を人間が「横取りして」循環量より多く消費してしまう事で、一時的に 他の何かが足りなくなり、その結果「循環不良」を起こしてしまいます。

例えば、人が使い過ぎた「水」は他の植物や動物も使うハズのモノだったでしょう。

雨や、川の流れの一部になっていたかもしれませんし、地中の温度を下げる役目も持っていたかもしれません。

人間が消費した水も いつかは循環し 自然界へと還りますが、横取りしたままの状態では足りない状況に陥ります。

増えすぎた人類は、イロイロな方面で自然界から「資源を横取り」しています。

それが自然界のバランスを崩し、環境問題として現れる訳です。

 

・不純物を混ぜる人類

人類が地球の循環を崩していると書きましたが、人はさらに 地球の循環に「還す事ができない」、または「還しにくい」要素を混在させていきます。

まず、勘違いしてはいけないのが、人の生み出したモノが環境を汚染している訳ではない」という事です。

では、何が環境を汚染するのか?

それは、「本来そこにあるハズのない元素や分子が環境を狂わせている」と言えます。

例えば「重金属(鉄以上の比重の金属)などは漢字の通り「重い」ので、本来は地中深くに存在するモノです。生物が接触する事は稀なハズです。

それを人間が掘り出して「生活に利用し、元の場所ではない所で捨てる」のですから、他の生物や、環境にとっては 有害なモノ(不純物)になってしまうワケです。

 

代表的なモノは、人が化学的に作りだした「合成化学物質(薬品、界面活性剤、肥料など)や、「プラスチック、ビニール、ゴム、合成繊維」などの「化学製品」と呼ばれるモノです。

元は、自然にある石油や、ガス、鉱石、植物などを原料として、人の手で化学的に作り替え、変質させて作られるこれらの物質は、人体や自然の循環にとって「不純物」と言えます。

自然界に少量しか存在しない元素や、地中にしか存在しない元素などを 掘り出し、形を変えて作られる「化学製品」を、あるべき場所でない所へ、あるべき形でない状態で「自然界に還す」のですから…、それは「不純物」にしかなり得ないワケです。

 

人間のために作られるモノは基本的には「人間が使う」事しか考えられていません。

例えば、石油は本来「地中深く」にしか存在しないモノですが、それを掘り出して地表にバラまくだけでも 地球や環境、他の生物にとっては迷惑な話です。

そこにさらに人が手を加えて、プラスチックやビニール(石油から作られる)にしてバラまく…となれば、どれだけ迷惑な話かは想像できますよね?

人類は、自然界が何億年とかけて最適化した循環システム「不純物を混ぜる」ことによって、様々な問題を発生させている…と言えるのです。

 

 

まとめとか感想とか

環境問題の原因は、「地球の循環から資源を横取りしている事」「地球の循環に不純物を混ぜる事」によって起こされている。

なんて書きましたが…ちょっとふわっとし過ぎていましたか…。そうですね…。

 

まず知っておいて欲しいのが、「環境問題」の裏には「自然を壊す人間は悪!」というように危機感を煽り、イロイロなモノを売ろうとする「環境問題ビジネス」と言うモノが確実に存在するという事です。

冒頭でも書きましたが、人類の抱える「環境問題」は、「CO2削減なりィ」とか、「太陽光エネルギーを…」などの 表面的な対策や、まやかしの解決法では絶対に解決する事ができません。

わたしたちが太陽光発電をしようと、いくらエコな自動車に乗ろうと、森林植樹しようとも「絶対に自然環境は改善されないんです」

だって、原因はそこにはないですから。

中途半端な事は、金儲けをしたい一部の人間が作り出す「環境問題ビジネス」によって、かえって地球環境の破壊を手助けする事にもなりかねません。

 

では、根本的な解決をしようと思うのならば…、それは…

「人類の数を減らす」または、「化学技術を使わない」という選択肢しかない事になります。

まあ、これは「自然回帰」、「文明否定」であって、現実的には無理な話です…。

つまり、もう既に人間の力では解決できないと言えてしまいます。

 

地球が養える人口と、地球環境のバランスを考えると、地球上に住める人類の 適正人口は 今の人口の1/10程度ではないかと言われています。

このまま、人類が「ドーピング」のような人口のカサ増しを続けるのであれば、いつかは自然環境による「食料不足」や「自然災害」によって そのツケを払う日が来るのかもしれません。

呑気に危機感を煽られて「エコグッズ」なんて買っている場合ではありません。

それも ただの消費で、それを作り、売るために「守られる環境より破壊される環境の方が確実に多い」ですから…。

どうしても、地球のために何かをしたいのであれば、贅沢をしている わたしたちがそれをヤメる他ないのです。

生活レベルを落としてまで何かをやる必要はありませんが、せめてこのバカげた循環を加速させない」ようにはしたいものです。

 

そして、わたしたちは、環境問題に学ばなければいけません。

便利になりたい、もっと簡単に、もっと利益を得たい、といった必要以上の欲や、感情は、「害や、悪意となって必ず自分自身に返ってくる」という事をねっ…!!(ブーメラン乙ゥゥ!)

 

ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。

 

迷った羊の疑問

迷った羊
環境問題の対策に何が一番効果的かな?
羊飼い
ぼく個人的な意見としては「畜産の撲滅」がそこそこ効果ありそうだよねwww

食料問題なんかが叫ばれている現代で、人が食べる量よりも多くの飼料、水を「家畜に消費して」育てられているからね。他にも家畜の出すガスで酸性雨が降ったり、廃棄物の問題(死骸や糞尿)なんかもあるしね…。

そもそも動物の肉は「人の食べるべきモノ」ではないから…いらないんじゃない?って思うよねwww

 

迷った羊
環境問題に取り組むことは偽善なのかな?
羊飼い
目の前の問題を助ける「募金」や「植樹」、「慈善活動」など、それらは自己満足や 偽善なんて言われるけどね…。そういった「優しさ」や「助け合い」は人間が生きるために必要なモノだとは思うよ。

環境問題は「人の連帯意識」に働きかけやすくて、同情や、危機感なんてものを煽りやすいから…そういった感情を逆手に取って利用しようとするヤツも多くいるから注意が必要だって事だね。

全てがウソや、金儲けのためではないかもしれないけど、ちゃんと原因や、元凶を知って、オモテの情報だけに踊らされるのだけは避けたいよね。

 

迷った羊
循環不良って何言ってるのか分かんないにょ?
羊飼い
現代の人の身体もその「循環不良」を起こしている…って言えば分かやすいかな?

風の流れなんかを血液の流れと考えて、「薬」や「添加物」は「不純物」だよね?人の身体も循環サイクルが完璧(健康体)なら病気になる事はないんだよ。

ここ数十年で人の人体メカニズムは崩壊しているだろ?www 「人は地球にとってのガン細胞」って言われてるからね。ね?

 

解決した羊
(ちょっと余計に分らんくなったんですけどワロタwww)

まあ、環境問題って人間が作り出した「地球の凶悪な病気」って言えるかもね。

ぼくは羊だけど、この問題はさすがに…関係あるかァ。

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