
ユウサク
こんばんわ…小心者のユウサクです。
今回は、わたしの周りで起こった少し怖い話です。
怖いと言っても オバケが出てくるとかそんな感じの話ではありませんので…、オバケが怖い!とかってピュアっ子よ、安心しろ!
わたしは霊感とかないですし、どちらかと言えば信じないタイプです。(でもそんな話は好きなんだよなァァァあ!)
ですが、今回の一件は、少し考えさせられる出来事でしたので記事にすることにしました。
それでは、は…ha じ…mり…pi ガガガガガ……(おどかしにかかる奴あるある)
事の始まり
それは、2017年の夏…とても寝苦しく暑い日の夜のこと…
わたしの住むマンションで起こった出来事です。
その日の夜 わたしは友人と深夜の2時ごろまで長電話をしてしまい、すっかりオネム状態になっていました。
電話を終えた わたしは、その日の 仕事の事を考え憂鬱になりながらも寝支度を整えベッドに向かいます。
しかし…、すぐにでも寝たい気持ちはありますが、ムシムシとする暑さでなかなか寝付けません…。(わたしは扇風機派です)
ベッドで しばらくゴロゴロと寝返りをうちながら 寝よう寝ようと努力をし、やっと意識がもうろうとしてきた頃です…
なにやら 外の廊下の方から「高い音の電子音」がうっすらと聞こえてきます。
「ピピピン、ピピピン、ピピピン…」
最初は車の警報器か何かかと思い、気にせず寝ようと思いましたが…
「ピピピン、ピピピン、ピピピン…」
その 電子音は、一向に止まる気配すらなく永遠と繰り返されています。
「早く寝たいのに…勘弁してえェェェええ!」
一度 気になった音はなかなか頭から離れないモノです…
わたしは、その永遠と繰り返される「電子音」が気になり、暑さも相まってなかなか寝付けません。
「ピピピン、ピピピン、ピピピン…」
「うるせェェェェえ!!いったい何が鳴っているんだYO!」
あまりにもしつこく鳴る その電子音に痺れを切らし、わたしは 原因を確かめるべく「電子音」の聞こえる廊下を見に行く事にしました。
鳴り響く電子音
廊下に出ると…、深夜の静けさのせいか その「電子音」は部屋にいる時とは「全く感じ方が違う」と言ってもいいぐらい大きく鳴り響き、廊下中に響き渡っています。
しかし、それだけ大きな音で鳴っているにもかかわらず…、わたし以外に 他の部屋の住人は誰も 外には出てきていません…
「遅い時間だし、みんな寝ていて気付かないのかもしれない…」
そんな事を考えながら、音のする方向を確認します…。
すると、私の部屋から 5つほど離れた部屋の付近から、その電子音は聞こえてきている事が分かりました。
しかし、その電子音…よくよく聞いてみると 何か喋っているようにも聞こえます。
その電子音の後には「機械的な声」で こう続きます…。
「ピピピン、ピピピン、ピピピン…ガス漏れです。」
「ピピピン、ピピピン、ピピピン…ガス漏れです。」
「え?がすもれ?がすもれゆーてるゥ?」
「え…?」
「ガス漏れって…? やばない…? やばいよね…?」
一瞬 意味が分かりませんでしたが、すぐに我に返り「コトの重大さ」に気づきます。
ガス漏れによって 「ガス検知器」が作動したのでしょうか、部屋の外に設置されたインターホンの通話口から、廊下に向かって大音量で「警報音」を発していたのです。
わたしは動揺しまくります。
動悸が激しくなっているのも感じます。
もし、仮に 部屋にガスが充満して「警報音」が鳴っているんだとすると…最悪の場合…「ば、爆発するんじゃないの…??」
そんな事が頭をよぎります…。
わたしは、恐る恐る「警報音」が鳴り響く部屋の近くまで行きます。
インターホンのスピーカーが鳴っているのを遠目から確認し、すぐに離れますが…今のところガスの匂いなどはしません。
これだけの音が鳴っているのに…、いまだに誰も廊下には出てきてもいない事が、私の恐怖心をさらに駆り立てます。
現れた救世主
わたしは、まさかの事態に動揺しまくります。
誰もいない中で、「わたしがどうにかしなければいけないのか…?」という、誰にも頼れない 焦りのようなモノもあったのかもしれません。
「とにかく、爆発したらヤバイ!」
そう思い、すぐさま消防か警察に電話しようと 電話を取りに部屋に戻ろうとします。
ですが、その時…マンションの一階にある ロビーの方から、誰かの話し声がうっすらと聞こえてきます。
わたしは一旦 電話を取りに行くのをヤメ、すぐにロビーに向かいます。
「だっ、誰でもイイ!助けてくれィ!!」
ロビーにはオートロックが設置されたガラスの向こう側に、作業着を着た人が2人います。
恐らくガス会社の人が「ガス検知器の信号」が発信されたのを受けて 駆け付けてくれたのでしょう。
オートロックの手前で なにやら困った顔で電話をしています。
わたしは すぐにガラス越しで声をかけて話をします。
「検知器の件ですよねェェェええ??!!!」
どうやら、その作業員さん達、「警報の鳴る部屋」のインターホンを鳴らしたものの、全く反応がないため「ロックを開けられずに立往生していた」とのこと。
わたしは すぐにロックを開け、警報の鳴る部屋に ガス会社の作業員を誘導します。
「こっちですっ!!はやくゥ!!」
安堵の瞬間
すぐに「電子音」の鳴り響く部屋の前に到着します。
ガス会社の作業員は 警報の鳴る部屋で「インターホンを鳴らします」(電気流して爆発せんの?と思いましたが…警報が鳴って大丈夫って事は大丈夫なんでしょうねww)
ですが、オートロックのインターホンに応答がなかった のですから…、部屋のインターホンに出る訳もありません。
不在なのでしょうか…?
「それともガスで、じ、じさtuぅ…?きぃヤァァァぁぁ!!」
そんな事を考えていると、
ガス会社の人が部屋の外にある鉄製の扉を開いてなにやら確認しています。
元栓とかガスメーター辺りを確認しているのでしょうか…。
ガスが漏れているならば「ガスのメーター」が動いているはずですし、まず元栓を閉めることは当然の事です。
しかし、この後 ガス会社の作業員の発した言葉は予想に反していました…。
「ガス漏れてないねー」
ん!?漏れてないの?
あれ…??
じゃあ、ガスは出てないって事ですか?
爆発しない?大丈夫?本当に?
ふぃー、驚かせやがってこんちくしょうがァァァああ!!
一瞬で肩の力が抜け、安堵の気持ちが押し寄せてきます。
ひとまず「ガス爆発の恐怖」から解放された訳ですから…。ww
一気に安心して脱力感いっぱいの わたしは、早く寝たかった事もあり、さっさと自分の部屋に戻る事にしました。
「あ、じゃあ後はよろしくですゥゥゥう!!」
慌ただしい朝の5時
わたしは 部屋に戻り、すぐにベッドで横になりますが…、もちろん「電子音」は一向に鳴り止んでいません。
「ピピピン、ピピピン、ピピピン…」
「早くその音止めてェェェええ!!ガスの人ぉぉおお!!」
どれくら時間が経ったでしょうか…いつまでも鳴り止まない「電子音」に、またもや寝れずにゴロゴロしていると…。
バタバタバタ!
今度は、なにやら急に外があわただしくなります。
ガス会社の人が 管理人か応援でも呼んだのでしょうか?
もしかすると、部屋を開けて中に入れたのかもしれません。
そう思いながら、しばらく部屋の中で聞き耳を立てていると…、
ゥウゥ~ウゥ~ぅウ~
今度はパトカーのサイレン音が聞こえてきます…。(ゾンビじゃないよパトカーだよ)
わたしは時計を見て…、心の中で叫びます。
「いま朝の5時なんだがっ!?」
まあ、どのみち寝れていない わたしには関係のない事ですが…www
しばらく聞き耳を立てていると、さらに大音量のサイレンを鳴らしながら 一台、また一台と集結しているのが分かります。
わたしは何が起こっているのか確認するために、サイレンの聞こえる道路側のベランダから外を覗いてみます…。
すると…外には、パトカーだけでなく、救急車、消防車などが 大集合!!
さながら「事件現場」のような様子になっているではありませんか…。
これだけの緊急車両が来ているって事は…、間違いなく「アノ部屋で何かがあったんだろう」という事は察する事ができました…。
事の結末
いつの間にかガスの警報は鳴り止んでいました。
しばらく経ちましたが、外ではまだ 慌ただしく人が行き交っています。
外はすっかり明るくなり、わたしの眠気も 既にほとんどありません。
程なくして、わたしの部屋の廊下側で、窓越しに作業員らしき人が電話で何やら話をしています。
その話を聞いて、わたしは何が起こっていたのかを知る事になりました…。
それは、こんな話…。
警報音の鳴る部屋を開けた時に、やはりガスは漏れていなかった事、さらに 検知器の誤作動でもなかった…という事。
「では、なぜ検知器は作動したのか…?」
その理由は、意外なところにありました。
どうやら、その部屋に住んでいたのは「高齢のお年寄り」だったそうです。
一人暮らしをしており、訪ねて来る人もいなかったのでしょう。
検知器を止めるために、開けた部屋で見つかったのは、その方の「孤独死した姿」だったそうです。
数か月前に その部屋で「孤独死」し、ここ数日の暑さで「腐敗が進んだ」んだと思います。
その腐敗の結果、異常な濃度のガスを発生させ、それをガスの検知器が検知したのです。
実際に、部屋を開けた際の その臭いは凄まじいものだったようで…「周辺2~30m以内には近付けない」と言っていました。
…
…
わたしはその夜 結局 一睡もできませんでしたが、身近で起こった出来事に 驚き、切なさと 怖さを感じました。
恐らく わたしは、亡くなったその方に会ったこともありませんが、身近で起っただけに他人ごとだとは思えない気持ちもあります。
ですが、わたしに出来る事はその方のご冥福を切に祈る事だけです。
…
さいごに
慌ただしく過ぎ去った「蒸し暑いあの夜」でしたが、いまは、既にその部屋は改装も終え、事件の後すらも伺う事はできなくなっています。
そうそう、
警報を大音量で鳴らしていた「インターホン」ですが、あれって 「つい半年ぐらい前のビルの一斉整備」で取り換えたものだったんです。
その警報器、古いものだと 外に警報が鳴らないタイプだったようです。
もし、警報が鳴っていなかったら…、その部屋は 何年も開けられなかった可能性もあります。
もしかすると、真夜中3時に 鳴り響いたアノ警報音は…
亡くなった方の「早く見つけてほしい」という最後のサインだったのかもしれません。
おわり
まとめと感じた事
怖い話と言うより、身近で起こりうる実話と言うことで記事にさせてもらいました。
わたしも まさかこんなに身近でそんな事が起こるとは思いませんでしたが…。
最近話題となる事が多くなった「孤独死」。
どんどん加速する高齢化や、ご近所付き合いの希薄になったこの時代の「社会問題」としても取り上げられることも多くなりました。
結婚もせず、老後の貯えもなく、身内や頼れる人も少ない…そんな人が これからもどんどん増えていくことが予想される日本…。
わたし などは ジャストでその未来に一直進しています。こわァァァあ!!
みなさんの周りでも同じようなことが起こらないよう、「近所付き合い」や、「周りにいる人の事」、そして「自分自身の事」など、改めて考えられてみてはいかがでしょうか。
調べると都市ガスは漏れたとしても、そうそう爆発はしないみたいです。(空気中の濃度などの関係で)
今回の件、最初は自殺だったのかな?とも思いましたが、最近の都市ガスは一酸化炭素も含まないため、中毒にもなりにくいようですね。
ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。
あとがき
わたしの部屋にも 夏場になってから やたらとコバエが飛んでいるな と思う時期がありました。
友人にも相談するぐらい コバエが出現し、自分の部屋の排水溝などで「虫が湧いていないか」くまなくチェックし、出現する度に殺虫剤をバラまいていたのですが…
今になって思うと、そのコバエは今回の事件と関係があったのだと思います。
ダクトや排水溝からきていたのでしょう、今はほとんど見なくなりました。
とりあえず、ちゃんとした理由が分かった今、「おまえの身体から湧いてんじゃね?」と言った友人は…
殴っておくことにします。
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