「アフィリエイトとは?」どんな仕組み? Googleアドセンスとは? 集客方法など

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ユウサク

ユウサク

兵庫県に住む迷える羊。 情報が飛び交う この時代を いかに生きるかを模索しています。 のんびりマイペースで、ズボラなタイプの健康オタク。 「ユウサク」について

パソコンでネットサーフィンをしていると、いろんな所で目にする「様々な広告」

あれって実は ほとんどが「アフィリエイト広告」なんですよ。

 

「アフィリエイト」って言葉は聞いたことあるけど…副業で出来るって聞いた事もあるし、以前はテレビで事件にもなってたし、どうせ怪しいものなんでしょォ?

イロイロな噂やイメージのある「アフィリエイト」とは いったい何か?

今回はそんな「アフィリエイト」について簡単に まとめてみます。

アフィリエイトとは

「アフィリエイト」とは、企業など「広告を出したい側」と「その広告を掲載する側」の橋渡しをするサービスや形態を指します。(アソシエイトや、アフィ、アフィリといった呼び方もされる)

具体的には、「商品を売りたい会社や企業の広告」を、自分の作った個人ブログや、自社のサイトなどで掲載し、その商品をブログを見に来てくれたユーザーにオススメしたり、販売することで、「広告収入」を発生させるサービスや販売形態です。

ん?分からぬ…?

では、もう少し分かりやすく説明してみますね…

テレビのCM(広告)は、放送局の運営をサポートしてくれる「スポンサー様」が流しているのはご存知だと思いますが、ネットで流れる広告にも「広告を出したい側(スポンサー)」と、「広告を出す代わりに利益を得る側(放送局)」で 利害関係が発生しています。

 

例えば、あなたが自分の土地を持っているとします。

自分の土地に 勝手に自販機を置かれては困りますし、怒りますよね。

「何勝手に人の土地に自販機置いとんじゃい!!」ってなります。

ですが、「その自販機の売り上げの〇〇%はあなたにキャッシュバックします」と言われれば…「わしのとこ、置いてもえーで!!」と言う人はいる訳です。

ここで言うところの 土地が あなたの個人ブログや、企業のサイトなどの事で、自販機が広告です。

たくさん自販機を置いて、たくさん人が通るようにすれば自販機の売り上げは上がっていきます。

 

自販機を設置したい、商品を広めたい、売りたい側の人を「広告主」と言い、

土地を貸して広告収入を得る人を「アフィリエイター(メディア)」と呼びます。

そして、この販売形態を総称して「アフィリエイト」と呼ぶ訳です。

 

アフィリエイトは基本的には自販機同様に商品が売れなければ報酬は発生しません。

このように成果が上がった時にのみ支払われる広告形態を「成果報酬型広告」と言います。(例外として、Googleアドセンスなど、報酬の単価は低いが、広告がクリックされるだけで報酬が支払われるモノもある)

 

・アフィリエイトで有利なのは…

広告を貼り付けて広告収入を得る「アフィリエイター」側に スポットが当たりがちな アフィリエイトの業界ですが、実は、アフィリエイトは「広告を出す側」の方に大きなメリットがあります。

それは、報酬の発生する仕組みが「成果報酬型」だから…です。

 

通常の雑誌広告や、テレビコマーシャルで 会社の商品を紹介してもらおうと思えば、高額な掲載料や、スポンサー料がかかる上に、一か月いくら、何時間番組の何コマいくら といったように、広告を表示できる時間や期限も決まってしまいます

たくさんの人の目に触れる事は確かですが、コマーシャルした商品は 実際に店頭に並べてみないと、売れるかどうかも分かりません

こういった、通常の広告は「先行投資型」と呼ばれたりしますが、広告に高い費用を費やしたはいいが、商品が全く売れなくて赤字が残る…なんて結果になる恐れもあります。

 

その点、「成果報酬型」の場合、確実に売れたものに対して支払われるものですから、広告を掲載して もし売れなかったとしても 仲介料などを払うだけで費用はほとんど発生しません

売れたとしても、売り上げから報酬を出すだけですので マイナスになりにくいといった特徴も持っていますし、さらに、こういった広告形態の場合「売れても、売れなくても」広告は無期限に掲載され続けます

なので、費用を抑えつつ雑誌やテレビコマーシャルのような「人目につく環境」をアフィリエイターが勝手に作ってくれる訳です。

こんな便利なシステム、企業や販売業として広告を出すのなら使わない手はありません。

 

そんな事から、「アフィリエイト」という広告手段は爆発的に増え、それに伴い広告を掲載する側の「アフィリエイター」も増えていったという事です。

ネットの世界が広告まみれなのは、こういった事情もあるわけですね。

 

・アフィリエイトの黒歴史

日本では1999年ごろに「バリューコマース」という会社が初めて「アフィリエイトプログラム」の提供を始めました。

当時は まだまだネット環境の整っていない情報の取得も難しい時代だったため、アフィリエイトと聞いても理解できる人は少なかったと思います。

そのため、一部の人間のあいだで「稼げる裏のビジネス」として扱われていたようです。

そういった事情から、過去には「売れればいい」、「強引な方法でクリックを促す」といった、ネット弱者」のスキを突くような 悪質なアフィリエイターが多く存在しました。

広告をクリックさせるように 強引にユーザーを誘導したり、関係ない場所をクリックしたのに商品ページに飛んだりと、悪質な事をする人が後を絶たなかった訳です…。

わたしも昔はアダルトサイトダミー広告をクリックしまくった事が…うっ!頭が痛い…!

 

他にも、稼げると言って 高額な教材や、怪しいモノを売るようなネット弱者ホイホイ」も当然たくさん存在しました。(今もかなり設置されていますが…ww)

つまりは、それによって失敗した人や、なんの成果も挙げられなかった人も大量に存在したと言う事です。

現在も、アフィリエイトを「怪しいビジネス」、「危険な話」だと認識する人もいるようですが、このような悪質なアフィリエイターや、ホイホイビジネスのイメージが強く残っているせいなのかもしれません…。

 

今は こういった悪質なブログやサイトは「Google社」の「検索エンジンの進化」によって、どんどん駆逐されています。

もし変なところをクリックしたとしても、昔のように悪質なWEBサイトに飛んでいく事はあまりなくなりました。

ですが、今や「広告の無いページを探す方が難しい」ほどに広告まみれな世の中です。

わたしたち自身も最低限の知識を身につけ、ホイホイにかからないように注意しながらネットの海をサーフィンしなければいけないのかもしれません。

 

 

広告の種類

「アフィリエイト」は大きく分けて、通常の「アフィリエイト広告」と呼ばれるモノと、Google社が提供する「Googleアドセンス」に分けられます。

簡単に見ていきましょう。

 

・アフィリエイト広告

通常、アフィリエイトと言えば「アフィリエイト広告」を指します。

様々な種類がありますが、代表的なモノだと、

・サプリ、健康用品、日用品などのモノを売る「物販アフィリエイト」

・クレジットカード、保険契約、ゲームアプリなどの「サービス系アフィリエイト」

・FXの必勝法、アフィリエイト教材などの「情報商材アフィリエイト」

などに分けられます。(だいぶ大雑把ですが…)

こちらは先ほど書いた、商品が売れた…もしくは契約が成立した場合に報酬が発生する「成果報酬型」のアフィリエイトになります。

 

そして、こういったアフィリエイト広告は、企業から広告を募って管理する会社、「ASP(Affiliate Service Provider)」が、仲介をしてくれます。

ASPにも色々な会社があり、得意な広告の分野もそれぞれ変わってきます。

有名なところですと「楽天」、「Amazon」、「A8.net」、「バリューコマース」、「アクセストレード」や、ゲーム広告の多い「GAMEFEAT」、情報商材のアフィリエイトを取り扱う「インフォトップ」など。

アフィリエイターは、そのASPの中から 企業の広告を紹介してもらい、自分のブログやサイトに貼り付ける。といった感じで進めていきます。

かなりの数のASPや、その中でも様々な企業からの広告が存在するので、探せばどんなモノでもアフィリエイトできると思います。

 

・Googleアドセンス

「Googleアドセンス」とは、「Google社」が提供するアフィリエイト広告です。

上で紹介したASPの役目をGoogle社が行う事で運営しています。

通常のアフィリエイト広告と何が違うのか?と言うと…、こちらは「クリック報酬型」と言って、ユーザーが広告をクリックするだけで報酬が発生します。

 

通常のアフィリエイト広告は、いくらクリックされても商品が売れなければ報酬は発生しません

ですが、アドセンス広告は、単価は低いですが クリックのみで報酬が発生するというシステムになっています。

最近では「とりあえずGoogleアドセンス貼っておけ」といった感じで、あらゆるブログで見かけます。

しかし、こちらの広告を掲載するためにはGoogleの審査をパスする必要があり、ある程度の基準を満たした(Googleの規約に沿った)サイトやブログでないと利用する事は出来ません。

 

ちなみに「YouTube」もGoogle社の運営ですので、ユーチューバーが報酬を得る方法も「クリック型のGoogleアドセンス」ということになります。

最近ではインプレッション単価広告と言って、表示されただけで報酬が発生するようなモノもあり、広告の種類も多様化していると言えます。

 

 

アフィリエイトの手法とは

アフェリエイターのやる事は、自分のブログに人が集まる工夫をして、広告を貼るだけ…

なんですが…、広告をどこに貼るのか?どういった戦略で広告へ誘導するのか?といった工夫をしなければいけません

ただ闇雲に広告を貼るだけでは誰も商品など買ってはくれませんからね…。

 

例えば、自販機を例にすれば、自分の土地に人を呼ぶためにどうすればいいのか…?を考えなければいけません。

テーマパークのような楽しいコンテンツを作れればそれが良いですが…、みんながみんな同じようなテーマパークを作ってもダメなように、自分独自のモノを考えなければいけないのです。

はてさて、自分の土地にテーマパークを作るのか、売りたい飲み物の展示場を作るのか、または スポーツジムを作るのか…自販機の飲み物を売るためにはどうすれば良いのか?

そんな「アフィリエイトの手法」や、「広告掲載のパターン」なんてモノを見てみましょう。

 

・ブログアフィリエイト

アフィリエイト広告を貼る。と言えば大半の人が「個人のブログ」に広告を貼り付ける事になります。

そういった個人のブログにアフィリエイト広告を貼り付ける手法を「ブログアフィリエイト」と呼びます。

自分の趣味のブログや、ただ毎日をダラダラ綴る日記ブログ、化粧品などの商品を「使った感想」を綴ったブログなど、そういったブログの空きスペースや、記事の間に「アフィリエイト広告」を貼る方法です。

無料のブログなどでも(アフィリエイト可能ならば)気軽に始める事も出来ますし、費用もあまりかからないため、とりあえずやってみたいって人にもいいのではないでしょうか。

 

・商品特化型アフィリエイト

こちらは栄養食品やサプリメント、転職サービスなどをランキング形式で紹介したり、「お金を稼ぐ方法!」といった専用のサイトを作成して、そこにアフィリエイト広告を貼り付ける方法です。

一種類の商品を売るために商品のランキングを作ったり、お悩み相談やメルマガで集客するなど、ジャンルの特化した商品を売るためにサイトを作って そこに集客する手法で、「商品特化型アフィリエイト」と呼ばれます。

専用のサイトを作る必要があったり、販売する商品に対する深い知識が必要になってくるため、上手くいけば 大きな収入を得られますが、記事のタイトルを工夫したりマーケティングのテクニックなどが必要になってくるため、上級者向けと言えます。

 

ほとんどのランキングサイトや、悩み解決系のサイト、稼げる系サイトなんかは、このタイプのアフィリエイトサイトで、最終的に何かを売るために運営している事が多いです。

サプリメントのランキングサイトなども よく見かけますが、本気でランキングしているかどうかは分かりませんので注意してください。ww

 

・自己アフィリエイト

広告主が紹介して欲しい商品を、自分のブログやサイトを使って「他の人」に紹介するのが通常のアフィリエイトの流れですが、その商品を「自分で買う」事を「自己アフィリエイト」と呼びます。

自分の欲しい商品であれば、後からアフィリエイト報酬が貰えるので、割引を受けた事と同じ状態で買い物できます。いい買い物ですね。

自分のブログがなくても出来るので、日用品や大きな商品を買う場合に利用している。なんて人もいます。

 

全ての商品を自己アフィリエイト出来る訳ではなく、広告主や商品などにもよります

ASPの商品一覧で確認出来ますが、「自己購入可」や、「セルフバック可」など、表記はASPによって異なります。

ちなみに、「アフィリエイトで〇〇時間で10万円稼ぐ方法!」なんてのは自己アフィリエイトを紹介しただけの商材である可能性が高いので注意しましょう。(無料のクレジットカード登録やアンケートなどを自己アフィリエイトして報酬だけ手に入れる。など)

 

・ソーシャルメディア アフィリエイト

Facebook(フェイスブック)や、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)などのSNSの媒体に広告を載せる手法を「ソーシャルメディア アフィリエイト」と呼んだりします。

最近では規約で禁止されているモノもあり、どんどん厳しくなっている傾向にあります。

基本的には、ジャンルに特化したアカウントを作成し、そこに同じ悩みを持った人たちを集めて悩みを解消するグッズなどのアフィリエイト広告を貼り付けます。

今は個人が「広告慣れ」したことや、「ターゲットとする年齢の人」が少ないことから、上手くやらないと稼げない手法になってます。

SNSを使った「集客」自体は今後もっと主流になると思いますが、こういった広告やSNSを使ったブログへの誘導や、「稼ぎ方教えます」なんてアカウントも、ほとんどが「アフィリエイト」を使って何かを売ろうとしている可能性が高いので注意が必要です。

 

・集客について

アフィリエイトは「集客」が命です。広告をいくら貼っても 見てくれる人がいなかったり、クリックされなければ全く意味がありませんからね。

なので、みんな あの手この手を使って人を呼び込もうとする訳です。

代表的な集客方法ですが、SNSから自分のブログやサイトに呼び込んだり、PPC広告などの有料広告を使う方法、

PPC広告とは:

クリックされる毎にお金がかかる有料のスペースに広告を載せる方法。

Google検索した際に検索結果の上部に出てくるようにしたり、Yahoo!の広告スペースに掲載したりと、集客効果は高いが広告を載せる場所によっては高額な広告費がかかる。

他にも SEOの最適化、メルマガなどを登録させて そこから販売するなどなど…

SEOの最適化とは:

SEO=Search Engine Optimizationの略で、「検索エンジン最適化」といった意味の言葉。

簡単に言えば「Google検索」で自分のブログが上の方に表示されるように工夫すること。

このように、様々な方法で我々は気づかないうちに「集客」されているのです…。こわ

 

 

まとめとか感想とか

ネットの普及と共に、徐々に広がりを見せ始めた「アフィリエイト」ですが、

今、アフィリエイトの業界は「バブル期」を超えて、「低迷期」に入ろうとしていると言われています。

 

こういった個人を広告塔とした「広告形態」は今後も確実に続いていくのは確かですが、これからの広告形態はもっと複雑になっていくと思われます。

競争は激化し、資金力や、優秀な人材、奇抜なアイデアがなければ生き残れない…そんな方向に向かっていくのかもしれません…。

まあ、資金力にモノをいわせて企業がいろんな業界に参入してオモチャにする訳ですから…個人が太刀打ちできないのは仕方がない事ですが…ww

 

これからアフィリエイトを始めようとする方は「人のため」になる価値のある ブログやサイト作りを心がける必要があります。

モノを売りたいだけのブログやサイトなんかでは企業に太刀打ちするのは不可能ですからね…。

今や、テレビやネットの世界は「広告なくして運営できない」状態になっています。

だからこそ、こういった広告に対する知識や、良いもの、悪いものを自分で見分ける目も必要になってくるとわたしは思います。

 

ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。

 

迷った羊の疑問

迷った羊
アフィリエイトって稼げるの?
羊飼い
今はそう簡単にはいかないだろうね。

稼げるとかって書いてるブログやサイトは、ほとんどが情報商材やサーバーを契約させるアフィリエイト絡みのしかけだと思った方がいいよ。

アフィリエイトで稼ごうと思ったら 今はグレーな方法はほとんど通用しないし、正攻法でブログやサイトをしっかり作り上げていくしかないからね。

 

迷った羊
どうやって誰が買ったか~とか分かるんだろ? ま、まさか…監視されてる?
羊飼い
それは「Cookie(クッキー)」と呼ばれる一種の足あと機能があるからなんだよ。

立ち寄ったサイトやブログが キミのパソコンに履歴を残していくことで履歴を辿るんだ。

ちなみに、どうしてもアフィリエイトされたくない場合は、パソコンに保存されたクッキーを消せばどこから来たのか辿れなくなるから相手に報酬は発生しなくなるよwww

 

迷った羊
どれが広告でどれが画像か分からないよォ!くりっくできなァァァああ!
羊飼い
画像のそばに「スポンサーリンク」や「PR」と書いてあったら広告だね。(右上にカーソルをあてると「Ads by Google(アドセンス バイ グーグル)」と出てくるのはアドセンス広告)

最近は普通の記事に混ざって表示される「ネイティブ広告」とかってのもあるから、記事か広告か分からない時もあるよね…。

まあ、クリックしたところで、昔と違ってヘンなページに飛ばされる事はないと思うから…そんなに神経質にならなくても大丈夫だけどね。

 

解決した羊
アフィリエイトってよく分からない言葉だったけど、ネット上の広告って ほとんどがコレだったんだね。

そいやあ、こないだ下まで付いてくる広告に「ウザァァぁぁぁーー!!!」ってなったなぁ…恨

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