
ユウサク
「幸せになりたい」それは誰もが思う事、誰もが一度は口にしたことがある言葉ではないでしょうか?
ですが、何をもって幸せと言えるのか?何をすれば幸せになれるのか?
ちゃんと考えた事ってあります?
「健康」や、「夢」と同じように、人は「幸せ」を強く望みますが、あまり深く考えようとしないものです。
それは、手に入らないと心のどこかで諦めているからでしょうか…?それとも、現代人には そんな事を考える余裕すらも残っていないのでしょうか?
今回はそんな幸せを手に入れるために必要な事を まとめていきます。
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幸せとは何か
まず幸せになる方法を探る前に、幸せとは何か?を考えてみなければなりません。
それはいったいどんなものか?どうすれば幸せになったと思えるのか?
大体の人は、以下のような事に幸せを感じる事が多いでしょうか?
・恋人が出来る、子供が生まれる
・宝くじに当たる、大金を手にする
・南国の島に移住する、田舎でのんびり暮らす
・金持ちと結婚する、容姿端麗なパートナーを見つける
・友達が増える、尊敬される、信頼される
・権力を手にする、力を手にする
などなど、大きく挙げてこんな感じでしょうか。
これらは、自分の周りを取り巻く環境を変える事で幸せになる方法。と言えます。
しかし、これらは どれもが正解であり、不正解です。
なぜなら、これらの幸せは、手に入れてから どうなるか分からないからです。
・恋人と上手く続けていけるかどうかは分かりません。
・手に入れた大金が元で人生を狂わせてしまうかもしれません。
・田舎暮らしだって 不便だと感じるかもしれません。
・結婚相手がDVかもしれません。容姿を維持できないかもしれません。
・友達だって他人です。裏切られるかもしれませんし、手のひらクルーされるかもしれません。
・権力だっていつまでも維持できる訳でもないですし、失ってしまう可能性だってあります。
手に入れた瞬間は「幸せだ」と感じるかもしれませんが、一年後も十年後も 同じ気持ちかどうかは分からないものです。
つまり、手に入れたとしても「幸せになった」とは言えず、手に入れてからが「幸せになるためのスタート」にすぎない…って事になります。
これらは「幸せ」と言うよりも「願望」であったり、「目標」であったり、一種の「夢」のようなモノとも言えるかもしれません。
夢とはマラソンのようなものです。手に入れるまでには目標となりますが、手に入れてしまえば今度は「次の夢」が生まれてしまうのです。
マラソンを走る際に、目標として近くの電柱を設定したりしますよね? その電柱に辿り着いてしまえば、次の電柱を目標に 走り続ける事になります。(え…?しない…?)
もし、上に書いたような事が幸せなんだとすれば、死ぬまで 手に入らないとも言えてしまいます。
じゃあ、幸せなんてないんじゃないか!と言うと…そんなことはありません。
・今が幸せだという事を知る
「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ」なんて言葉があります。
幸せは感じようとしなければ「そこにある」事にさえ気付かないモノです。
逆に、感じようとさえすれば、手に入れるまでもなく「どこにでもある」モノとも言えます。
例えば、今、身近にあるものも「幸せ」と呼べるかもしれません。
・空気がある、食べ物がある、生きているゥゥゥうう!!
・住むところがある、雨風をしのげる、暖かいィィィいい!!
・友達がいる、家族がいる、絆があるゥゥゥうう!!
・最低限のお金がある、モノが買える、便利ィィィいい!!
人は 腕をなくした時に「初めて腕がある 幸せ」を知ります。
病気になった時に「初めて健康の大切さ」を知るのです。
なければ「不幸せ」だと思うのに、あっても「幸せ」だと思えないのです。
今はまだ「ない」モノが手に入る事が幸せなのではなく、身近にあるモノが「ある」事が本当の幸せだったりするワケです。
もし、今がとても幸せな状況なんだったとしても、気付かずに、イライラしながら、毎日をイヤイヤ過ごす人もいるかもしれません。
海外にいけば、そんな悩みすら持てずに、幸せの意味すら考える事なく死んでいってしまう人もいます。
幸せな生活に慣れ切った人間は失わないと気づかないのですか?
日本はとても裕福で、幸せな国なんですよ…?
まず、その事に気付く事、幸せとは、常に周りに「ある」モノなんです。
幸せになるための方法
では、幸せになるためにはどうすればよいのでしょうか?
それは、周りにある幸せ、それを感じ取る心、感じ取る考え方が必要と言えます。
つまり、幸せになるために考えたい事は、「周りの環境を変える」とか、「夢を達成する」といった事ではなく、「自分の考え方や、感じ方を変える」事です。
極端な言い方をすれば、考え方を変えない限り人は幸せにはなれません。
大金が手に入ろうと、神が降臨しようと、自分の思いどうりになる超能力が身に付こうとも、周りがいくら変わろうとも、です。
成長しない人間の欲望は増大し、必ず何かに不満を覚え、また違う何かを求めてしまう事になります。
逆に言えば、考え方を変える事が出来れば「必ず」幸せになる事が出来ます。
そして、その考え方を持つ事が出来れば、人生における全ての事柄を、自分に有利に、プラスに、正しい方向に 持っていく事が出来ます。
それによって、仕事も、人付き合いも、恋人も、生活も、人生の全てを「EASYモード(かんたん設定)」にする事も可能な訳です。
では、自分の考え方を そのような考え方にするために必要なこととは?
「自分の考え方」を変える方法を 一緒に考えていきましょうwww
・心に余裕を持つ
まず絶対に必要な事が「心に余裕を持つ事」です。
心に余裕を持つ事は、人生を幸せにする上でも、他の何をするにも必ず必要になってきます。
仕事も、子育ても、家庭環境も、人付き合いも、ケンカの時だって、心に余裕がある場合と、ない場合では全く違った対応をしてしまいます。
心に余裕がないと、
・笑顔になれない、笑えない。
・イライラしてしまう、感動できない。
・疲れやすい、何かに焦ってしまう。
・人の話を聞けない、目の前の事で精一杯。
・成長できない、人のせいにする。
・ケチになる、おまえのモノは俺のモノおォォ!!ってなる。
などなど…、見ているだけで分かります。
こんな人間…人生楽しくなさそうですよね?
まず、心を整理して、心理的にも物理的にも余裕を持つようにしたいです。
「あせらな~い、あせらない、一休み 一休み…」
・物事の見る角度を変える
次に物事の考え方の見方を変えてみましょう。
例えば、今、「前から歩いてきた人と肩がぶつかった」とします。
あなたはどう感じますか?
・「あ、すいません、大丈夫ですか?」 :心配する
・「おいおい、なにぶつかってんの?」、「ちゃんと前見ろ」 :怒る
・「ふふふん、ららら~」 :なにも感じない、流す
・「いまの肩の衝突速度から発生する衝撃は約2㎏に該当…」 :分析する
「肩がぶつかる」といった同じ現象が起きているのに 感じ方、表現の出し方は人それぞれです。(ちょっと極端な例ですがww)
入って来る情報や、起った出来事そのものは 同じだとしても、それをどう感じるか?どう処理するか?によって、人の性格は大きく左右されます。
まず自分は どんな「感情表現」をするのかを考えてみてください。
よく怒りますか?よく笑いますか?いつもイライラしていますか?無感情でしょうか?
まず、自分を俯瞰して見てみる事。
そして、自分を知り、自分を高め、自分の行動を見直す事。それが幸せになるために必要な事でもあります。
相手にばかり求めていてもいけませんよ? どうせだったら、相手の事を考えられる「余裕を持った自分」になりたいですね。
・やるべき事を考える
これは、無駄な事にエネルギーを使わない。というとても単純な事です。
日本人は特に、礼儀や、常識、外っツラ、にとても敏感です。
仕事や、嫌な人との付き合い、行きたくもない飲み会、見栄を張るための装備品など、全ての事に平等にエネルギーや お金を費やしてしまいがちです。
その結果、疲弊し、時間を無駄に使い、やりたい事に回すエネルギーはなくなり、面白くもない毎日を送るようになるのです。
極端に言えば、やりたくない事は最小限のパワーで済ませる、
逆に、やりたい事には全力のパワーを注ぐ。
そうする事で、人生を「楽しく」、「幸せに」、「ハツラツと」過ごす事が出来るようになります。
「自分の人生のエネルギー」をどこに傾けるかをきちんと考えていきましょう。
やりたくもない「仕事(金稼ぎ)」のために全部 使ってしまうなんて、もったいないですよね?
・物事を二択で考える
物事は全て「選択の連続」で出来ています。
小さな選択(風呂に入る?入らない?)でも、大きな選択(仕事辞める?辞めない?)でも同じように、いくつもの選択肢から「選んだ道」を歩いてきたはずです。
今の人生が「幸せではない」と思うのなら、その選択を間違え続けた結果なのかもしれませんよ?
もちろん、今後も同じような選択をし続けるのならば、10年後のあなたも「幸せではない」可能性が高いのは言うまでもありませんよね?
では、そんな人生の大切な選択肢を間違わないためには、どうすればいいのか? それは、
これから起こる人生に無数にある選択を、「いい選択」と「悪い選択」、その「二択のみで判断する」ようにするのです。
甘えや、逃げ、執着心や、プライドなんて感情は捨てても大丈夫です。
必ず「二択」です。 「やるか?、やらないか?」
やった方がいいと思うのなら「やる」、やらない方がいい選択だと思うのなら「やらない」です。
こうすると なぜか…いい方の選択肢しか選べなくなってきます。
より良い選択の連続が、より良い未来を作っていきます。
この考え方が 良い方に傾くと どんどん良い事が起こります。良い事が 良い出来事を呼ぶ「正のスパイラル」に入る事が出来るのです。
逆に、悪い選択をし、悪い考え方をしていると、悪い考えが 悪い出来事を生み、「負のスパイラル」に落ちていきます。
さて、「幸せ」になるためにはどちらが良いかは分かりますね?
・自立する
いったい「自立」と「幸せ」になんの関係があるんだ?と言われてしまいそうですが…ww
幸せが外的要因や環境によってもたらされる。と思っている人…多いですよね?
上の項でも散々書いてきましたが、幸せになるためには自分を変えるしか方法はありません。
そのために、外的要因や、環境への「依存」から脱却する事、それが「自立」です。
何かに頼って、もたれかかって生きている状態は「依存している状態」です。
逆に自分で考えて、自分の行動に責任を持つのが「自分の足で立つ」という事。つまり「自立した」という事です。
現代人は様々な依存状態に犯されています。
お金、地位、名誉、権利や、ほとんどの人間が欲望にも依存しています。(三大欲求とか呼ばれるアレです「食ベ物、睡眠、性など」)
これら全てから脱却するのは無理ですが、自分の頭で考えて「自分の判断基準で動く」という事を意識してみればいいのではないでしょうか?
まとめとか感想とか
途中から ちょっと「幸せ」とは違うところにぶっ飛んだ感はありますが…
実は 全て繋がっているんだ。と思ってください。
考え方を変えずして「幸せ」を感じる事は出来ません。
急に「幸せ」が舞い込んできたとしても、それを幸せだと感じなければ意味がないのです。
「自分を変えようと努力する事」。それが最も簡単に幸せを手に入れる方法です。
でも自分には無理だ。
そうは言っても変えられない。
やってもムダムダ。
そんな事で幸せになれるならみんなやってる。
これらはすべて考える事を放棄し、現状で満足しようとする人の心の弱さが現れたものです。
ムダですか?やってみた事もないのに?
少しずつでもいいんです、人はいきなり変われないものです。
しかし、変えようとしなければ永遠に変わる事など出来ません。
幸せとは「主観」であり、「あると思えばあるし、ないと思えばない」ようなモノです。
考え方を変える事で、何でもないようなことが「幸せだった」と思う~♪ 事が出来るかもしれません。
コンプレックスだった事が個性や、自分の武器に変わるかもしれません。
頑固で、イジワルで、人の気持ちを考えられない人間には「幸せ」を感じる事は出来ませんし、幸せを感じる事ができないからこそ クズのような性格になっていくとも言えますwww
いま自分が「幸せでない」と感じるのならば、このような偏屈な考えを持った人間になってしまっている可能性があるかもしれませんよ。
人の人生はいろいろあります。人が人生を通して「幸せだった」と言えるかどうか。
それは あなたの周りを取り巻く「環境」がいくら整っているか?ではなく、あなたの「考え方」次第なんだ。という事を忘れないで下さい。
迷った羊の疑問


過去にも「幸せ」については、色んな作家や、歌の歌詞、偉人、思想家などが「様々な言葉」を残していることからも、その捉えようのなさは伺えるね。
ネットで「名言」などを検索しても たくさん見つかるから、見てみるとイロイロな考え方があるんだ、って勉強になるんじゃないかな。


「GDP(国内総生産)」、「社会的支援(親戚や友人の繋がり)」、「健康寿命」、「人生選択の自由度」、「寛容さ(寄付など、金銭、心の余裕)」、「社会の腐敗度(政府への満足度)」などで測られるらしいね。
日本は50位前後なんだけど、他の「先進国(G7加盟国)」の中では最下位なんだってさ。
それに、日本の平均寿命はウソっぱちだからね…、ホントはもっと低い可能性もあるよ…wwこわァww


「不幸」を遠ざけたとしても、必ず「幸福」が待っている訳ではないし、「幸福」じゃなくなったとしても、誰もが「不幸」だなんて思わないモノだよね。
どちらも、「自分で作り出す幻…」という意味では、同じモノなのかもしれないけどね…。
だからこそ、どうせ作り出すなら「幸福」を作り出したいと僕は思うよね。キリィィィ!

幸せって普段「本気出して考えた事なかった」けど、ちゃんと考えておくべき事なのかもねー♪