ユウサク
人類は滅亡する…それはいつかは分かりません、しかし確実にいつかは滅亡する。
なぜそう言い切れるか?
それは、人類の歴史はまだまだ浅く、何億年の地球規模で見れば「人類がそこにいたとすれば」確実に滅亡したであろう厄災が過去に何度も起きているからです。
そして、高度に発達した文明は地球環境を破壊し、人類は自分たちが自分の首を絞めている事にも気づかないでいます。
「人類は地球にとってのガンである」という言葉もささやかれている今、滅亡へのカウントダウンは 既に始まっていると言えるでしょう。
~もくじ~
人類が滅亡する要因
人類は自然驚異の前では とてつもなく無力です。
惑星間の微妙な距離、大気と水のバランス、温度条件、ほんの少し生活条件が変わるだけで、すぐにでも生存出来なくなります。
地球という星の「陸上」のみで、「温暖な気温」と「酸素」に守られて生きている、そんな とても過保護な生物、それが人間なのです。
温暖な気候じゃない場所もあるだろ?
地球上で「マイナス60℃」を下回る場所もありますが、それでも「温暖」なんです。
だって、宇宙空間の温度は「マイナス270℃」ですからね…。(さっぶゥゥゥうう!!)
古来より地球上の生物は 自然と共に生き、自然環境に合わせる事でその種を繁栄させてきました。
ですが、現代の人類は自然環境に適応するのではなく、自分の周りの環境を整える事によって繁栄しようとしています。
便利なモノに囲まれ、全ての生産者である自然を ないがしろにし、自分たちの周りだけを見て生活してきました。
自然に適応するのではなく、自然をねじ伏せようとする今の人類は「自然環境に適応する能力を失いつつある」と言えるでしょう。
もし、大きな自然環境の変化で、周りの整った環境が崩されてしまったら…今の人類はどうなるのでしょうか?
水道や 電気、ガス、畜産や、食料のライフラインが切れれば…?
水はどうやって調達しますか? 誰も食料の配送などしてくれません…。
電気もなく、太陽光も遮られた時、果たして今の弱った人類は、生き抜く事が出来るでしょうか?
それだけで「ほとんどの人間が生きられない」、それが事実です。想像しただけでも恐ろしい話です。
今、我々が生きている環境は、
「とても とても とても とても低い確率の上に 起った 奇跡のような環境」です。
そんな奇跡のような時間は いつまでも続かないのかもしれません…。
いつ壊れてもおかしくない「薄氷の上」に立っている わたしたち。
そんな人類が滅亡する可能性の高い要因、それを見ていきましょう。
隕石の落下によるもの
毎日のように地球に降り注いでいる隕石、過去にも30トン クラスの隕石や、6600万年前に地球に落下し、恐竜をも絶滅させたとされる隕石など…。
数多くの隕石の落下が記録として残されていますが、今後そのような巨大な隕石が地球に落下した場合、地球の生態系は崩壊し、人類はとてつもない被害を受けると予想されています。
身近なモノだと、2013年にロシアに落下した、約17メートルの隕石。
たった60㎏ 程度の重さだそうですが、その程度のサイズの隕石であっても、何十キロも離れた民家の窓は風圧で破れ、巨大な振動や爆音が発生しています。
現在の観測技術であれば地球の環境に影響を与えるような、大きな隕石(1㎞ を超えた辺りのサイズからは人類滅亡の危機)は ほぼ発見できると言われています。
ですが、破壊したり、止められるかどうかは また別の話で、今の技術では 例え 世界中の核兵器を使ったとしても 隕石をわずかに移動させるだけで、止める事はできないと思われます。(宇宙空間では爆風などが発生しないため、隕石と同じ質量以上のモノをぶつける必要がある)
近いモノだと2032年に小惑星の「アポフィス」が地球の軌道と交差し、衝突する恐れがあるそうですが。
もし遠い未来に、人類を滅亡させるようなサイズのものが地球に衝突する時は、恐らく止める手立てはなく、人類は運命を受け入れるしかないのかもしれません。(アルマゲれません)
巨大地震による大陸崩壊
世界の大陸は全て「地殻」といったプレートの上に乗っています。
その地殻はさらに下の層のマグマの対流によって年間数センチずつ動いています。(プレートテクトニクス理論と言う)
その動きを 地殻変動といいますが、その地殻変動の 歪みによって生じるのが地震です。
日本は地震大国として有名ですが、これは4つのプレートが ぶつかり合う境界に大陸があるからです。(太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北米プレート)
この複雑な地形によって、巨大地震の10%ものが 日本の近郊で起こるんだそうです。
日本の象徴でもある「富士山」ですが、富士山は3枚のプレートの集合点に存在します。
そして、地震と火山活動は連動していると言われています。
もし、富士山を中心とした3枚のプレートが連動し、巨大地震が起こったとしたら…。
日本は ほぼ壊滅ですが、世界的に見ても とんでもない被害を及ぼすかもしれません…。(日本大陸はプレートに沿って真っ二つに分断されそうですねww)
世界規模で見てみると、過去に「文明を崩壊させた」と言われるような巨大地震が多数発生している事も分かっており、現在の観測技術をもってしても予測が困難である事から、その崩壊は いつ発生してもおかしくはありません。
地震のみでは人類全体は滅亡しないかもしれませんが「地球活動の活発化」は「地震」だけでなく、「火山の噴火」や、「元素成分の分布の変化」などを引き起こす可能性があります。
もし、それらが活発化すれば世界規模で、さらに同時多発的に災害が発生する事も考えられます。
火山の噴火
恐竜を絶滅させたとする説で有力な自然災害の1つです。
日本の阿蘇山や、富士山を始めとして ひとたび噴火すれば世界の自然環境を一変させるような活火山が世界各所に存在します。
そういった火山を「超巨大火山(スーパーボルケーノ)」と呼び、そういった火山が噴火する事を「破局噴火」と呼ぶんだそうです。
現に、いくつかの活火山は既に噴火のサイクルに達しており、いつ噴火してもおかしくない状況だと言われています。
今、もし そのような火山が「巨大地震を引き金として噴火」したとしたら…
付近一帯は火砕流や火山灰によって壊滅し、人が その噴煙を吸う事でも「呼吸困難」や「気管支炎」などの病的被害を受けます。
さらに、巻き上がった噴煙によって太陽光は遮られ、地球全体の気候は急速に寒冷化する事が分かっています。
その気温は 最低でも10℃~20℃ は 下がると考えられていて、ほとんどの森林や農作物は枯れてしまい、人類は生存できる環境を維持できなくなるのです…。
気候変動によるもの
最近話題になるのは「地球温暖化現象」と呼ばれるモノで、空気中の「温室効果ガス(CO2など)」の濃度が上がる事で地球内に熱がこもり、環境温度を上げてしまう。というもの。
そして、それによって、「南極大陸の氷が氷解し、海面が上昇する」んではないか?
なんて言われています。
北極の氷は 海に浮いてるだけなので溶けても海面上昇にはつながりませんが、もし世界中の大陸の上の氷が溶けたとしたら…、最大で60~100メートルも海面が上昇するらしいです…こわ(気温が何十度も上がらなければ起こり得ないんですけどね…)
他には地球内の気温が上がる事によって生態系への影響や、農作物への影響、極端な気温差による天候の荒れや竜巻なども問題視されています。
確かに一部では気温が上がっている地域もあるようですが…、実はこれらは 子供だましで、地球温暖化も もちろん海面上昇も 全部ウソだという話もあります。
それは、逆に地球は「寒冷化している」という意見で、「地球は10万年のサイクルで 氷河期と温暖期を繰り返している」という気象記録があり、今は温暖期の末期で、既に氷河期のサイクルに入っている。とされるものです。
人が生きれなくなるのは何千、何万年後の事かもしれませんが、その引き金は 地球の活発化によるものなるのか? 太陽の活動サイクルによるものなのか?といった原因はまだハッキリとは分かっていないようです。
氷河期が訪れれば 今の人類では生き残れないでしょう。
最近の荒れた気象は、変化の前触れ…ということなのかもしれません。
核戦争や生物兵器、テロによるもの
まさに人類が自らの手で人類の歴史を終わらせる!というもの。
主に大量破壊兵器、大量殺戮兵器と呼ばれるもので、
核兵器(戦術核、戦略核 含む)、
生物兵器(ウイルス、細菌など)、
化学兵器(毒ガスなど)
がそれにあたります。
現在は北朝鮮による核保有が問題視されていますが、アメリカで約2000発、ロシアで2600発、他にもイギリス、フランス、中国などが多くの核弾頭を保有しています。
生物兵器を使ったものでは、エボラウイルスや、ペスト菌、ボツリヌス菌など、感染の発見しにくいものや、大規模なものになれば世界規模での脅威となり得ます。
そして、これらのバイオ兵器は、国家などの大きな組織でなくても簡単に作れるモノも存在する…というのが恐ろしいところでもあります。
他には化学兵器を使ったテロや、戦争なども危険視されています。
VXガスや、サリンガスなどもこれに含まれますが、こちらは人体に対しての毒性を持つもので 感染などによる二次被害がないことから、戦争などには普通に使用されてきました。(現在は「化学兵器禁止条約」などによって禁止されていますが…)
まあ、条約に参加していない国なんかはお構いなしで使う可能性もあるわけですから…使うなと言われて「ハイそうですね」が通用しないのが戦争と言うものですし…。
生物兵器や、化学兵器などは、ドローンや航空機などを使って大量に散布されれば広範囲に拡散されてしまいます。
これらの大量殺戮兵器は、一度使ってしまえば それは「報復という形で連鎖する」可能性もあります。
一度広がった感染や、連鎖は止める手立てもなく「我々は成す術なくポクリ」してしまうのです。
「人がそんな事をやるハズがない!」と思うかもしれませんが、今や 世界は食料不足や 利権の奪い合いによって「とても不安定な状態」です。
戦争をやりたい「少数の権力者」の勝手な思想や、欲なんてモノで、「人類が滅亡」する可能性だってあるんですよ…。
感染症やウイルスによるもの
こちらは人工的なモノではなく、自然に存在する病原菌や、ウイルスによるもの。
前述の生物兵器に使用されているものも含まれますが、最近 問題視されているものが「スーパー耐性菌」と呼ばれるもの。
どんなモノかと言うと…
人類は 人体に影響のある細菌を発見すると、それに対抗するための「抗生物質」を生み出してきました。
しかし、細菌の進化は早く、さらに その何年後かには その抗生物質すら効かない細菌が誕生するのです。
さらに、その細菌を殺すために いたちごっこのように「抗生物質」で対抗しようとします。
ですが、遂に「あらゆる抗生物質が効かない耐性菌」が発見されてしまいました。
それが今「悪夢の細菌」と呼ばれ、いまだ対抗手段が見つかっていないと言われています。
結果として、人類の対策は 細菌や自然の進化に付いていけないのです。
もし、この細菌がさらに進化し、拡散力と毒性を持ったものが世界中に広がったとしたら…人類はそれに対抗する手段を持たず、滅亡するしかないのかもしれません。
人口増加による資源不足によるもの
ここ100年の世界人口の増加傾向をご存知ですか?
日本は人口の減少が問題となっていますが、世界全体で見ると、1950年時点で25億人だった人口は、2050年付近では100億人を超えると言われています。
高度に発展する社会、爆発的に増える人口…なぜ増えると困るのでしょう?
それは、「地球の資源には限りがあるから」です。
実際は、使った資源を地球に正しく返せばそれは循環し、戻って来るハズなのですが…、その循環スピードを遥かに超えて「人類は自然から」様々なモノを奪っていきます。
そして、そのスピードは衰えるどころか 加速し続け…、ついに増え続ける人口を「地球上の資源で養える限界」が近いと言われています。
限界点を超えた時、人はどうするでしょう?
戦争が起こり、人々は憎しみ合い、奪い合い、今の経済水準を維持しようと躍起になるでしょう。
他にも、壊された 地球の循環システムを戻そうとする力によって、自然災害や、大規模な水不足、寒冷化、温暖化などが起こるとも考えられています。
その時は、自然環境に適した人口に適正化され、人口は「10分の1以下」にまで減少すると予想されています。
AIの進化によるもの
こちらは映画や書籍の題材にもよくなっており、専門家の中でも問題視している方が多くいます。
AIとは、「人工知能」のこと。(ロボットという訳ではなく、インターネットに構築されたものも含みます)
人が作った人工知能が人を越える…。そんな事が可能でしょうか?
それは、将棋や、囲碁のAIとの対戦を見ても分かる通り、「時間の問題」と言えそうです。
近未来には、人間は 仕事を奪われ、専門知識の必要性は薄くなり、AIがAIを作る なんて事も起こり得ると考えられています。
仕事を奪われる事 自体は、さほど問題はありませんが、AIが人と同じ目線に立つ… それはとても危険な事かもしれません…。
例えばですが、もし、「野生の動物」が知能や 意識、さらには感情を持ったらどうなると思いますか?
それらは 人類に対してどう考え、どう行動するのでしょうか?
人は多くの矛盾を抱えて生きています。
自身の持っている感情では自然を大切にしているのに、自然を破壊し、動物の住みかを追いやり、自分たちの都合のいいように環境を改変させていきます。
人類以外の目線から世界を見た場合、地球上で最も必要のないのは… 最も 駆逐すべきなのは「人類」だという事に気付くハズです。
そう考えるのは「野生の動物」であれ、「AI」であれ 同じ。だという事です。
人類は王様 気取りで自分たちの事しか考えない行動を起こします。
冒頭で書いた通り「人類は地球のガン」のような存在になりつつあります。
AIは自分たちの勢力を拡大するつもりでもなく、人を支配する目的などなくても、「合理的」に考え、人間は地球上において不要だと判断するのです。
そして、その力さえあれば、それは すぐにでも実行されてしまうでしょう…。
遺伝子レベルでの種の存続行動によるもの
人が人を終わらせる周期に入ったという説。
増えすぎた種は「種の維持」のため、集団自殺などで個体数を調整する。
こういった生物の深層心理で働く概念理論を「群選択説」と言うそうです。
人口増加の項でも書きましたが、自然淘汰や、個体数調節行動によって、人類自身で無意識のうちに「地球の環境に適そう」としているのではないか?
といった説があります。
檻の中に多数の動物を 詰め込んだ時、その動物は、病気になり、狂暴化し、殺し合い、共食いを始めるそうです。
人も動物です。それが人間社会でも起こっても、なんらおかしな話ではありません。
マンガやドラマ、映画などでも語られる事が多いこのような話ですが、わたしたちの周りでも 過去に比べてなんだかオカシイ事ってあるような気がしませんか?
精神障害や、うつ病、親が子を殺す、子が親を殺す、生殖機能の低下や、育児放棄など…
これらは「種族保存」、「子孫繁栄」という、人を進化させ、繁殖させるための機能が消えかけている。とも取れる現象です。
現在は世界的に見れば爆発的に人口は増加していますが…
日本国内では、生殖活動の減退が見られ、人々の生きる気力が失われ、異常な事件が多発する…
さらには一日に100人もの人が自殺する病んだ国です。
もしかすると、日本から人類の破滅は 始まっているのかもしれません…
まとめとか考察とか
さて、どうでしたか? 完全にオカルトの域を出ないものから、現実に起こりうるレベルにまで達するものまで。(今回は宇宙人の襲来!や、宇宙法則の崩壊!太陽大爆発!などの地球外での破滅的なものは外しました)
様々な危険に 我々は直面している訳ですが、大まかに分けると人為的なものと、自然的なものに分かれます。
人が起こす破滅と、自然が起こす破滅…しかし、その二つにしても、それぞれが それぞれの引き金になる恐れがあると言う事です。
どれか一つが起こっても人類は滅びないかもしれません、ですが、それらが引き金となって いくつも発生したとしたら?何度も発生したら?
地球と言う「船」に乗っていられる人員は限られています。
そして、その船すら沈まない確証はありません…。
危うい毎日…いわば「薄氷の上」に立った我々は、今 生きている事を実感し、毎日をより良く生きていく努力をするべきです。
だって…
人類が生きている事 自体が奇跡なんだものォ( ゚Д゚) byユウサク
ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。
迷った羊の疑問
それから火を使いだしたのが100~150万年前ではないかと言われているね。
地球規模で見たら人類の歴史なんて一瞬の出来事だけど、その一瞬で 色んなものを乱しちゃうんだから人類は愚かとしか言いようがないのかもね…。
地球が いつ人類が住めないような星になるかは分からないけど「人が生きられる環境」は今のところ 地球上の 限られた面積の、限られた条件下だけだからね。
大海原にたった一隻の「奇跡的に浮いている船」を自分たちで壊すんだから人類はおろka…
今後の人類が宇宙への移住を果たす事が出来れば…人類は生き延びれるかもしれないね。
実際の時間ではないし、ホントに滅亡するといったカウントダウンではないけどね。
今はトランプ大統領の発言なんかで残り時間「2分」なんだそうだよ。(戻る事もある)
世界の危機を視覚化することで「世界が より安全になるように」といった意味が込められているものなんだって。
こんな事を知っちゃうと、明日も生きていられるか わっかんないねーーー♪(ボクは羊だから関係な…くはないかぁァァァ!( ゚Д゚)あわわわわ)