「パソコンの基礎知識:ソフトウェア編」ソフトウェアって何? OSとは?

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ユウサク

ユウサク

兵庫県に住む迷える羊。 情報が飛び交う この時代を いかに生きるかを模索しています。 のんびりマイペースで、ズボラなタイプの健康オタク。 「ユウサク」について

パソコンや、IT業界の言葉って、よく分からない用語が多いですよね…。

ちょっと分からない言葉が出てくると「あァぁぁぁぁぁァ!!」ってなる人は多いのではないでしょうか?

ちなみにITは、「インフォメーション・テクノロジー(情報技術)」の略…あァぁぁぁぁぁァ!!

 

パソコンやスマホなんかで よく聞く「OS(オーエス)」って言葉だけでも、よく聞くけど どんなモノかは分からない…

「Windows(ウインドウズ)」に、「i-OS」「android(アンドロイド)」など…あるのは知ってる、あるのは…

今回は、そんなパソコンの「ソフトウェア」について簡単に まとめていきましょう。

ソフトウェアとは?

「ソフトウェア」とは、プログラムや、アプリや、ソフト、OSなどの、コンピュータを動かすための「プログラム」をまとめて そう呼びます。

ソフトウェアがプログラムなどの処理を行う、目で見えないモノなのに対して、パソコン本体や、プリンターやモニターなどの事を「ハードウェア」と呼びます。

テレビゲーム「ソフト(プログラム)」と、「ハード(本体など)」の関係を見れば分かりやすいですね。

 

「ソフトウェア」の中でも、ベースとなるプログラム「OS」と呼ばれるモノで、OSをベースとして、そこに「アプリケーション」や、「関連ソフト」を インストールする事で、ひとつのパソコンや、スマートフォンを動作させる事が出来ます。

インストールとは
「インストール」とは、ソフトウェアを パソコンの中で使えるように設定する作業のことを指します。

ソフトをインストールさせるためのプログラムを「インストーラー」と呼び、逆にパソコンからソフトを消す事を「アンインストール」と言います。

知ってましたか…そうですか…。

 

ソフトウェアは、プログラミング言語と呼ばれる「C言語」や、「PHP」、「Java」、「SQL」なんてモノで記述されて構成されます。

ちょっと複雑なので、今回はその辺はパスします…(説明できない)プログラムの勉強をするならば覚えてください。

ではでは、次は「OS」について ざっと見ていきましょう。逃

 

 

OS(おーえす)とは

「OS」とは、「オペレーションシステム」の略称で、「プログラムの司令塔」であり、プログラムのベースとなるソフトウェアです。

まず、OSが入っていなければ、ソフトやアプリをインストールする事も出来ませんし、ディスクトップの画面(最初のソフトなどが並んだ画面の事)なんかも出てきません。

 

パソコンには必ずOSが必要ですが、よく聞くものだと…

「Windows(ウインドウズ)」マイクロソフト社のOSの商品名です。

Apple社の製品には「mac OS(マックオーエス)」が搭載されています。

スマホだとGoogle社「android(アンドロイド)」なんてOSが使われます。

 

OSは、セキュリティ面や、性能の上がるハードウェアの進化に合わせるために、度々アップデートされます。

アップデートとは、プログラムの不具合などを「上書きプログラム」で修正したり、セキュリティ情報の更新など、プログラムをバージョンアップさせる行為のことで、アップグレードや、更新プログラムとも言います。

古いOSでもパソコン自体は動作はしますが、サポートが切れてしまえば 追加アップデートが配信されなくなったり、不備が起こった時に自分で対処しなければいけなくなります。

サポートとは
「サポート」とは、アップデートファイルの定期的な配信や、電話対応サービスなどのメーカー対応の事です。

知っていますか…そうですか…。

 

他には、OSには「bit数(ビット数)」という性能を表す数字がある事も知っておかなければいけません。

これは、プログラムの処理単位を表すものなのですが、数字が大きいほど、同時に処理できる情報量が多くなります。

今までは「32ビット」対応のOSがインストールされた パソコンが主流でしたが、今や時代は「64ビット」に代わりつつあります。

OSのビット数と、ハードウェア、関連ソフトのビット数を合わせる必要があるので、ビット数の合わないアプリや、ハードは使えない可能性もあります。

パソコンや、ソフトを購入する際は 確認しておかなければ、「新しいパソコン買ったけど、前のパソコンで使ってた〇〇使えないよォー」なんて事になってしまいます。「64bit対応」などの記載がありますので自分のパソコンのビット数を確認する事も忘れずに…)

 

 

OSの種類や違い

OSには、「使用用途と、開発した会社」によって、イロイロな種類があります。

よく聞く名前のOSは、スマホや、パソコンに使われているモノですが、それぞれの特徴を簡単に見てみましょう。

 

・Windows(ウインドウズ)

Microsoft(マイクロソフト)社が開発したOSで、パソコンスマホサーバーゲーム機(x-box)などにも使用されています。

OSを単品で売り出しているため、イロイロなメーカーや企業がWindowsを搭載できるように本体やハードを作り、そのハードウェアにWindowsをインストールして販売しています。

 

Windowsがインストールされたパソコンを「Windowsパソコン」、スマホやモバイルなら「Windowsモバイル」などと呼びます。

パソコンの市場では9割ものシェアを占めていると言われており、ほとんどの人がOSと言えばWindowsを思い浮かべるのではないでしょうか。

市販向けパソコンに搭載されて注目を集めた「Windows95」から、「Windows98」、「XP」、「Vista」、「7」、「8」、と続き、2015年に「Windows10」が発売されています。

この「Windows10」以降は、OSのパッケージ販売をしない方針になるようで(一度買えば後は無料でアップグレードできる)、Apple社や、Google社のandroidのような収益モデルに切り替えていくのではないかと言われています。

 

・Mac OS(マック オーエス)

Apple(アップル)社のパソコンである「Macintosh(マッキントッシュ)用」のOSで、apple社のパソコン(OSの名前からMac(マック)と呼ばれる)には、このOSがインストールされています。

アップル社がパソコン本体も作り、自社のOSをインストールして セットで販売しているため、Mac以外のパソコンとの互換性はありませんが、デザインの統一性や、アプリケーションの安定性は非常に高く、ユーザーインターフェイスも とてもオシャンティなため、熱狂的なMacファンも存在します。

 

Windowsのようにパッケージ販売をしませんが、OSのバージョンは アップデートされ続けています。

カウントアップされていくOSのバージョン毎によって「コードネーム」が付いていて、

2001年の「Mac OS X10」では「cheetah(チーター)」、

2014年の「Mac OS X10.10」では「yosemite(ヨセミテ)」、

といったように、動物や、地名の名称が付けられることが多く、こういった点でもユーザーの興味を集めているようです。

 

・i-OS(アイ オーエス)

Macと同じくApple(アップル)社「iPhone(アイフォン)」や、「iPod(アイポッド)」用に開発したOS。

こちらも本体とOSを自社で作り販売する、セット販売のため「Appleの機器としか互換性がない」が、そのため親和性は高く、独特のデザインや特徴的なユーザインターフェイスで、多くのファンを獲得している…と言えます。

そして相変わらずオシャンティ

 

・android(アンドロイド)

Google(グーグル)社スマホ向けに提供するOSで、Windowsと同様に他の企業に公開されているのが特徴

androidそのものは無料で使えるため、携帯電話メーカーや、電気機器メーカーが本体のみを作り、それに このOSをインストールして販売する。

一般企業のスマホ業界への参入を爆発的に増加させる要因となったOSと言えるのではないでしょうか。

 

androidが搭載されたスマホを「android携帯(スマートフォン)」と言います。

現在はスマホ用のOSとしては 世界シェアNo.1になっており、他にも パソコンや、腕時計(スマートウォッチ)、カーナビなどにも使用されています。

ちなみに、なぜ無料で配布できるのか?ですが、android内の標準アプリの使用のために 端末メーカーが ライセンス料を払う仕組みがあったり、Google playからの広告収入などから利益を得ているそうです。(つまり、OSはタダだけど、アプリ使うのにお金払ってね♡ という事)

 

・Unix(ユニックス)、Linux(リナックス)

Unix(ユニックス)は、ベル研究所で開発された現在のOSのベースになるもので、現在流通しているOSの中ではもっとも古いと言われています。(現在は企業のサーバや、一部のガラケーなどで使用されている)

UNIX:wikiで詳しく

 

Linux(リナックス)は、Unixを真似て開発されたオープンソース(無料)のOSで、Unixと同じくサーバや、スパコンなどに使われています。

誰でも自由に入手、改変、再配布が可能なため色々な分野で使われているそうです。

Linux:wikiで詳しく

パソコン関連ソフト

パソコンを便利に使うためにインストールされる、ソフトや、アプリにも色々なモノがあります。

メーカー製のパソコンなどを購入した場合、お試しソフトや、使い勝手の悪いソフトなどが わんさか入っている事もありますね。

そういったソフトを、他のソフトに入れ替えたり、削除したり、好きなように「カスタマイズ」できる事も、パソコンの強みでもあり、楽しみでもあります。

 

最初から入っているものを「プリインストール」されているソフト と呼びます。

基本的なソフトについて、どんなものがあるのか簡単に見ていきましょう。

 

・メールソフト(メーラー)

メールを送受信するためのソフトです。Windowsの場合は「Outlook(アウトルック)や、「Windows Liveメール(ライブメール)といったものが標準で入っている事が多いです。

無料のものだと「Thunder bird(サンダーバード)」などが有名です。

フリーのGoogleメールや、Yahoo!メールも直接読み込む事ができたり、複数のアカウントを一つのソフトで扱えるなど…、このようなフリーソフトを使いこなす事で利便性は格段に上がります。

 

・インターネットブラウザ

インターネットを見るためのソフトです。Windowsだと「Internet Explorer(エクスプローラ)「Microsoft Edge(エッジ)が標準で入っています。

わたしは他に「Google Chrome(クローム)」と、「Firefox(ファイアーフォックス)」を後からインストールして 併用して使っています。

 

・office(オフィス)

「office(オフィス)」とはMicrosoft社が販売する「Word(ワード)」「Excel(エクセル)」「PowerPoint(パワーポイント)」などのソフトをパッケージング(抱き合わせ販売)したソフトのセットの事です。

主に 文章作成、表計算、プレゼン資料の作成など、企業や仕事をするためのソフト達です。

あればイロイロと便利ですが…仕事などで使わないのであれば、無料の「open office(オープンオフィス)」や、安価な「KINGSOFT office(キングソフト)」などでも代用できます。

 

・ウイルス対策ソフト

新しいパソコンであれば 標準でインストールされている「Windows Defender(ディフェンダー)」や、「ファイヤウォール」が優秀なので そこまで必死になる事はありませんが、無料のものもあるので、入れておいた方が安心かもしれません。

有料のものだと、トレンドマイクロの「ウィルスバスター」や、「ノートン セキュリティ」、「ESET パーソナル セキュリティ」、「avast(アバスト)」、「ウイルスセキュリティZERO」など、他にもたくさんのモノが販売されています。

無料でも、「avast(アバスト)」の無料版や、「AVG アンチウイルス」、「キングソフト」など、最低限の機能でいいのなら、無料でも十分かもしれません。(わたしはavastの無料版を使っていますが、今のところ問題ありません。有料版への誘導がグイグイ来ますが…ww)

有料版:avast

有料版:ESET セキュリティ

 

まとめとか感想とか

「ソフトウェア」と言っても、OSに始まり、様々な用途のソフトや、アプリが開発され 市場に出回っています。

パソコンを持っていても、

「インターネットしか見ない」なんて人や、

「プリインストールされたソフト以外は使えない」と思っていたり、

「ウイルスが本気で感染する病気」だと思っている人もいます。汗

パソコンを購入、または使っていく上で、そういったソフトウェアについての最低限の知識を持つだけでも、パソコンを何倍も便利に使う事が出来ます。

パソコンを有効に使えるか、ただの置き物にしてしまうかは、少しの知識の差とも言えるのです。

 

パソコンや、スマホはとても便利なモノです。

その利便性を最大限引き出して使えるように、少し興味を持ってみるのも 楽しいかもしれませんよ。

(ちなみに「ハードウェア」や、「部品」についても記事でまとめています。よろしければ見てやってください。)

「パソコンの基礎知識:ハードウェア編」 購入する前に知っておきたい事

 

ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。

 

迷った羊の疑問

迷った羊
パソコン以外の機器にもOSがあるん?
羊飼い
複雑な制御を必要とするシステムは ほとんどがOSで制御されてるよ。

エアコンや洗濯機、エレベーターなんかにはリアルタイムOSといって処理速度を優先させたOSが管理、制御していたりするんだ。

 

迷った羊
ファームウェアとか、BIOSってなんそれ?
羊飼い
ファームウェアってのはOSよりも根幹を制御するためのプログラムの事だね。

ハードウェア(電子部品や集積回路)に直接書き込んで制御したりするんだ。

BIOS(バイオス)ってのは、ファームウェアの一種で、マザーボード上のROMに書き込まれたプログラムの事だよ。

パソコンを起動した時は、OSより先にBIOSが読み込まれるから一瞬だけ画面に映ったりするよね。

 

迷った羊
GALAXY(ギャラクシー)とかXperia(エクスペリア)ってOSじゃないの…?
羊飼い
それはどちらもスマホの本体の機種名称だね。

GALAXYは韓国の家電メーカーで、Xperiaはソニーが作ったスマホだよ。

各メーカが作ったスマホに、Google社の「android」ってOSがインストールされて販売されているんだ。

 

解決した羊
ソフトウェアってパソコンを便利にするために必要なモノなんだね。

もっと便利に使うためにも、ちゃんと勉強するよっ!(マンガを読みながら)

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