ユウサク
あなたは、会社での人間関係に満足していますか?
ダメな上司の下で働いていませんか?
ダメな同僚に悩まされてはいませんか?
ダメと言っても「仕事が出来ない」とか、「自分と合わない」とか 理由は様々ですが…
人生の中で「とても長い時間」付き合う事となる人間として、きちんと考えて付き合いたいものです。
今回は、そんな会社での人間関係などを まとめていきます。
職場での人間関係
「会社への不満」、その ほとんどは人間関係にある…と言ってもいいぐらい、職場での上司や、同僚、部下との付き合い方は大切なものです。
いくら給料が高くても、人間関係が不安定な所では働きたくはないですし、逆に人間関係が良ければ会社での時間は充実したものに感じられます。
あなたは なぜ「今の会社で働いているのか?」そんな事を考えた事ってありますか?
- ・給料がいいから?
- ・安定しているから?
- ・やりがいがあるから?
- ・他に行くところもないし 仕方がないから?
- ・家から近いから?
- ・内容が楽だとか、サボれるからとか?
大体の人は、こんな感じの答えではないでしょうか?
仕事を続ける基準は人それぞれですが「この人に付いて行きたい!」、「あの人がいるから」というような「人間関係」を働く理由にする人は意外に少ないものです。
もちろん会社に入る前や、選ぶ際は「人間関係を重視する」人や、「年齢層の近い職場がイイ」といった感じで、職場を選ぶ基準に「人間関係」を重視する人は多くいます。
ですが、一度会社に入り、落ち着いてしまうと「上司がクズに変わろうと」、「性格の合わない同僚」が入ってこようと…、人間関係が崩れても我慢してしまいがちです。
- ・そんなに簡単にヤメる訳にはいかない。
- ・また仕事探すのもめんどくさい。
- ・ヤメたらお金の事が心配。
- ・なんで わたしがヤメなきゃいけないの?
そんな事を考えて、自分の環境をなかなか変えれない人が多いのではないでしょうか?
ですが…、
いやいや、それ、最優先で変えるべき環境ですよ?
職場の 上司や、同僚って、家族や恋人、夫婦よりも一緒にいる時間が長いかもしれない人間です。
そんな周りの人間の影響によって、あなたの人生は確実に左右されます。
今の日本人はまるで「我慢比べ」をしているかのように、日々 ストレスを溜めながら仕事をする人が多いのも事実です…。
それを改善する努力もせず、ただただイヤイヤながらに働き、仕事をヤメるというのは「最終手段」だと思っている人も多くいます。
そのストレスや、悩みの原因は「人間関係」ではありませんか…?
だとするなら…仕事の内容や、給料よりも「最優先で考えるべき事」なんですよ。
最優先は人間関係
これはなにも仕事だけに限った話ではありませんが…。現代の日本人は、人間関係を軽視しがちな傾向にあります。
現代の「集団社会」を生きる上で、人間関係は絶対に付きまとってきます。
そして、仕事では「人間関係」は絶対に避けて通れないモノです。
ほとんどの人にとって、仕事は生活の一部であり、生きるために絶対に必要な事です。
寝ている時間を除くと 人生の半分以上の時間 を仕事に費やす事になります。
なので、ここからは なぜ職場での人間関係がそんなにも大切なのか?を永遠と語っていきますwww
・自分の成長のための人間関係
人間関係は「自己の成長」にも直結する大切な要素でもあります。
よく、「ゆとり世代は仕事が出来ない(パワハラァァァっ!!)」なんて言葉を聞きますが…、それって本当にそうなのでしょうか?
本当は ゆとり世代が仕事ができないのではなくて、その人の考え方に合わせた教え方や、扱い方が出来ないそんな「ポンコツ上司」が多いのではないでしょうか?
勝手に世代なんかのせいにしていますが、教える側、使う側に原因は無いのか?という事です。
会社に雇われるという事は、「上に従わなければいけないという事」、「上に使われるという事」なんて認識を日本人は強く持っています。
まあ、実際には「雇ってあげてる」だけではなく、「働いてあげてる」訳でもあるのですが…。
現在の日本では、ほとんどの職場では下が意見を通したり、上に楯突いたり…なんて自分の好き勝手には出来ませんので…
自分の持っている能力をフルに使えるかどうか、引き出してもらえるのかどうか?
それは、置かれた環境にかかっていると言えます。
今の日本では「没個性」といった、「個人の個性」を消す事で、集団行動でのまとまりや 団結力を生み出す事を、良しとする傾向にあります。
実は、隠された才能があっても、いくら あなた個人の能力があっても、働く環境や、仕事内容によっては 全く使うことさえできないのです。
人は、イロイロな経験を得て、自分を知らなければ、「自分は何が得意なのか?」、「何が出来るのか?」、「自分の能力を発揮できる場所はどこか?」なんて事は分かりにくいものです。
わたしの過去の職場でも、全く生産性のない「ほとんど意味のない仕事」をさせられている人間がいました。
いくらイイ大学を出てようが、いくら手先が器用だろうが、それは上手に使われなければ生かせないモノです。
もちろん、当の本人は「上手に使われていない」なんて事には気付いてもいないですから…。
その人間は、バカな会社や、バカな上司のせいで成長の芽を摘まれ、人生を終えていくのかもしれません…。
同じような人間関係の下で 一生働いて過ごす事は、社会的には安定しているかもしれません。
自分の能力を使ってもらえない、ましてや嫌いな人間と人生の半分以上の時間を過ごしながら「関係ない」と目を背けるのも楽なのかもしれません。
ですが、それは会社にとっては都合のいいことでも、自分のためになるかと言えばそうではありません。
自分の成長の上でも、人間関係はとても重要な要素を持っています。
活かされるか、コロされるか…それは誰に使われるか…?によって大きく変わってくる訳です。
・人生を左右する人間関係
職場の人間関係で「人生が左右される」かもしれない…なんて書くと大げさだと思われるかもしれませんが…。
まず、単純に考えてみても、職場での人間関係が上手くいっていないと、会社でのイライラを家族や友人にぶつけてしまったり、職場のあの人に会うのが嫌で「憂鬱な気分」になったり…。
休みだっていうのに嫌な人の顔や、発言が忘れられなかったり…、酷くなれば「体調を崩してしまう」事だってあります。
これだけ見ても「人生を左右されている」ように感じますが…、実は、もっと大きな影響もあります…。
それは…、
職場の人間関係によって「自分の性格が左右される…」という事です。
いやいや、そんなまさか…と思うかもしれませんが…、
実は、仕事の内容や、環境(グチ、不満、悩み)なんかを聞けば「どんな人間の下で働いているのか?」だいたい分かってきます。
これ、本当にだいたい分かってしまいます。それほどに影響を与えられているという事でもあります。
職場の人間関係によって、自分の性格が変わると言うのは、「夫婦の性格や 顔が似てくる」なんて現象…。
「ミラーリング現象」が関係しています。
これは「同調効果」とも呼ばれますが、長く時間を共にする者同士で、行動や、言動を 無意識的に真似てしまったり、似せようとしてしまう現象を指します。
つまり、長く同じ職場にいると、間近で仕事をしている上司や同僚に似てくるというワケです。
出来る上司の下で 働く人間は「出来る人間」に育ちますし、逆に、ダメ上司の下で働く人間は、仕事や上司のグチをこぼしながら イヤイヤ働く「ダメ人間」になってしまいます。
ポジティブな人の近くで働くと、「明るくポジティブな性格」になりますし、根暗でジメジメした人の下で働くと「毎日の気分も重く」感じるようになります。
教える事が上手い人間、人を成長させる力を持った人間というのは存在しますし、逆に、教える事が下手な人間、なんでも人任せにしてしまう人間も確実にいる訳です。
今の会社の上司や同僚を見て下さい。
それ、あなたの10年後、20年後の姿ですよ。
それが、ポンコツであれば、それはどうなるか…?分かりますよね?
こんな上司のような人間にはなりたくない!と思うのであれば、その人間に付いて行くべきではないのかもしれません。
・会社は一つの社会
なんかダジャレっぽくなりましたがwww、会社は、一つの集落であり、集合体であり、生き物のようなモノです。
全ての仕事は、組織化されて役割分担されているから上手に動いているという事です。
つまり、仕事の内容は違えども、一人でやっているように見えようとも、会社全体で見た場合「みんなでやっている」ワケです。
何が言いたいのか?と言うと、
「みんなでやっている(全体の仕事量を、社員で割り振って処理する)」訳ですから、ダメな人間の負担や、サボった人間の仕事は、確実に周りの人間に降りかかってくる。ということです。
つまり、職場にポンコツや、バカがいれば、その分の負担や、影響は、確実にこちらが受けていることになります。
怒鳴って怒ったりする人間や、イライラしている人間がいた場合でもそうです。
その一人の「輪を乱すバカ」の影響は、確実に周りにシワ寄せされて押し寄せる訳です。(イライラとか感情的なモノも含めて)
大きな企業などでは薄まって気付きにくいかもしれませんが、全体で見た場合、その「ミカンの腐った部位」は、いずれ全体を侵食するのです。
「仕方ない」と言ってババ引いてる場合じゃないんですよ。早く逃げ出さないと あなたも侵食されてしまいますからねっ!!
会社は人間関係で考えろ
誰に付いて行くか、誰に付いて行ってはいけないか…、それは自分で選ぶ事が出来ます。
逆に言えば、それは自分で判断するしかありません。
この会社に入社しちゃったんだから、仕方がないと思いますか?
会社を給料や、福利厚生や、安定、などで選ぶ事もいい事でしょう。
ですが、今や どの企業に入ったとしても安定など無いと言われていますし、有名な企業でさえ「使えない人材」を多く抱えている時代です。
ここが戦場だとしてですよ?「バカなリーダーのゴミのような作戦」で死んでいくのは御免ですよね?
バカの指示で散るぐらいなら、ポンコツに自分の時間を無駄に使われるぐらいなら、バカになってしまうぐらいなら、その安定感…、そこまで必死に維持する必要ありますか?
人間関係を改善するには多大な力がいります。
しかし、どれだけパワーを使ってでも変えるだけの価値はあります。
それでも今の環境が どうにもならないのであれば…その時は職場を変えてでも「環境を変える」といった勇気も必要です。
いまや「永久就職」なんて言葉も過去のモノになりつつある時代です…
会社は「人間関係で選ぶ時代」がすでに来ている。のではないでしょうか?。
まとめとか感想とか
人が集団で生きていく上で、人間関係は切っても切れない存在と言えます。
そして、その人間関係や、環境、経験によって人の人生は確実に変わっていきます。
そんな重要なハズの人間関係に目を向ける事なく、仕事に不満を抱えながら、何にイライラしているのかさえも分からずに、日々を過ごす人も多くいることでしょう。
日本は義理人情の文化が良しとされています。
それは、良くも悪くもありますが…、社会のお年寄りを支える考え方と同じく…「今まで会社を支えてきてくれた」から…「長年働いてる」から…
そんな感情や、社会の制度、年功序列なんて考えで、ダメな人間が上に立ってしまっている会社も多くあります。
そんな上司の下で「仕方ないから」と言って働く人間は、どんどんダメになって逝ってしまいますよ。
「仕方がない」ではなく、自分の環境をちゃんと確認して見直して下さい。
自分の環境を整えて、自己を成長させるように行動しなければ、他人に、適当に、いいように使われて人生が終わってしまいますよ。
より良い「会社や、上司」と出会えると人生は確実に変わります。
そして、そういった環境に身を置けるように努力してください。
それは、あなたの人生にとって最優先でやるべき事なんですから。
ではでは、今回はここまで。また次の記事で会いましょう。
迷った羊の疑問
給料は上司から自分への評価の現れだし、仕事内容を決めるのも上司だったりするだろ?
結局、ダメな人間の下で働く事は それなりにリスクがあるのさ。
日本では特に年功序列や上下関係には敏感だからね。
どっかの国のように「能力主義」の方が、人や会社は育つんだろうけど、日本では なかなか難しいんだろうね。
でも、アメリカなんかでは「一年で仕事を変える」のがアタリマエで、「四年働いたら長い方」…なんだってね。
転職を重ねた方が「自己の成長」に繋がる事は確かなんだけどね。日本ではそういった思想や感覚がない人も多いから仕方ないかもね。
でも、結局は自分のために働くんだから…変な同僚とか上司がいるところでは働きたくはないかなーwww